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November 2019の3件の記事

November 04, 2019

[Journey] 宮城県気仙沼市~女川町 '19.11. 4

2016年に気仙沼市の大谷海岸を訪れたとき、津波を受けたJR気仙沼線の線路と駅ホームの跡がほぼそのまま残っていた。

 

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震災遺構として保存するつもりなのか気になっていたので、その後の様子を確認しに行ってみる。

 

19110402oyabeach2019Miyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

駅があった場所では大掛かりな整地が行われていた。駅や線路の跡は確認できなかった。

もともとこの辺りは気仙沼線の中でも海に近いところを通っており、車窓の景色がよい場所として知られていた。けれども、鉄道の面影はなくなっていた。

 

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南三陸町へBRTで移動する。町の中心にある志津川駅は2017年に商店街の移設に伴って場所が変わっていた。

 

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駅建屋はプレハブ。これもまだ暫定的な場所なのか。

 

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「南三陸さんさん商店街」は、場所は変わりながらも以前あった店は継続して営業している様子だった。この商店街のお客は地元民が多い。だが、なぜかよそ者にも優しい雰囲気を感じるので、南三陸町に来るたびに立ち寄るようになった。

 

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一方で、新しい市街の川向うにある震災前の市街地は大きく姿を変えていた。

 

19110407bousaityosyaMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

悲劇の象徴的存在だった防災対策庁舎の周囲は全面整地中だった。そしてその向こう側の、住宅や商店があった辺りにはべらぼうな盛り土が施され、巨大な丘が作られていた。

 

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この巨大人造丘は、高さ20m。「祈りの丘」という名の震災犠牲者鎮魂施設になるらしい。南三陸町は市街地の場所を完全に変えた。

BRTで柳津へ。以前は柳津駅でBRTから列車に乗り換えるときには、駅前でバスを降りてから改札を通り、跨線橋を上り下りして鉄道のホームに行く必要があった。だが、BRTの乗降場から鉄道のホームまでまっすぐ歩いていける通路が作られていた。BRTを鉄道の仮復旧ではなく恒久的なものとする布石だろうか。

 

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列車を乗り継いで女川へ行く。

震災後に建て替えられた女川駅の周りには、やはり新しくできた商店街がある。けれども、今のところはそれしかない。

 

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せっかく海のそばまで来たのだから何か魚を食べようと思い、閉店時間が迫っているせいか愛想のない食堂に入って、せわしなくサンマ定食をいただく。今回はここまで。

 

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November 03, 2019

[Journey] 岩手県陸前高田市~宮城県気仙沼市 '19.11. 3

BRTで陸前高田市へ。陸前高田駅の場所が前回(2017年)来たときと変わっていた。

 

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線路はないけれど、作りが鉄道駅っぽい。

今の駅は「新中心市街地」と呼ばれるところにあるらしい。

そばに商店街があった。きょうは「産業まつり」という催しが行われており、アマチュアっぽい人が仮設のステージで歌っている。地元産品の出店もあったけれど、お客さんはほとんどが普段着姿の、近所の人に見えた。

 

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駅は高台にあり、海の方向を見下ろすことができる。タピック45を見つけた。

 

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川の流れを辿った先にある、横から見ると三角形をしたタピック45は、震災前は「道の駅」で、近くに「奇跡の一本松」などの震災遺構がある。しかし周りの土地は荒れ放題だ。重機が置かれているので、造成中、なのかもしれないけど。

 

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タピック45。

震災後しばらくの間は自由に中に入ることができたけれど、きょうは立入禁止になっていた。手前に立つ筒状の物体は、よく見ると最上部にマンホールの蓋が付いている。たぶんこれからその高さまで盛り土をするのだろう。

 

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タピック45の隣に「東日本大震災津波伝承館」という施設が新しくできていた。入場無料。

おそらくこれまで見た震災関連の展示館の中で、もっとも手がかかっているように見えた。館内には写真パネルや被災した物の展示のほか、説明用のビデオが多くあった。個人的にこうした施設の説明ビデオというのは、興味のない部分が早送りができなかったり、逆に、興味のある部分だけを見直したりすることができなかったりするため、好きではない。けれども現代の動画世代の人には、こっちのほうが理解しやすいのかもしれない。

 

19110306takadamatsubaraIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

建物の裏手に回ると、たくさんの松の幼木がきれいに植えられていた。震災前まで存在していた「高田松原」を復活するのだそうだ。そしてここから「奇跡の一本松」への道路が作られていた。

 

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…。

一本松は以前と変わらずぽつんと立っていたけれど、新たにできたアプローチの豪華さからして、将来は、このままぽつんでは済まないような気もした。

 

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東日本大震災津波伝承館を出て、あらためて町を歩く。

 

19110309rikuzentakadacityIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

二年前と変わらず、至るところで工事中のように見えた。いや、そのとき派手に行なわれていた盛り土工事は、ほぼ終わったようだった。しかし。

陸前高田市の2010年の人口は23,300人だった。震災後の2015年は19,800人。2019年は18,500人で、大幅な人口減少が続く。

これに対して今年の夏に訪れた大槌町の人口は15,300人(2010年)→11,800人(2015年)→11,600人(2019年)で、震災直後の落ち込みは大きかったけれど、直近の下がり方はやや小さくなっている。大槌町で新築のこぎれいな家がずらりと建ち並ぶのを見てバブリーだと感じたけれど、よそ者にバブリーと思われようが、復興においてまず重要なのは、かつて住んでいた人が早く元の生活に戻せるようにすることではなかろうか、と、このとき思った。

気仙沼行きのBRTに乗り、終点のひとつ手前の鹿折唐桑(ししおりからくわ) 駅で大島行きのバスに乗り換える。

2016年にフェリーで20分かけて行った、大島。今年4月に気仙沼大島大橋が開通して、気仙沼湾に浮かぶ面積8.5平方kmのこの島へ車で行くことができるようになった。

あえて、橋の手前の停留所で降りる。この橋は歩いて渡ることもできるのだ。橋のたもとには見物客がたくさんいた。

 

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私以外は皆、車で来たのだろう。見物客用の駐車スペースも用意されていた。

橋からの眺めがよい。全長は297m。本土と島の間でいちばん近いところに架けられたのだろう。

 

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大島に入り、島を横断して太平洋側にある小田の浜という海岸まで歩く。

 

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小田の浜はきれいな海岸だった。

 

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海の家も新しい。最近整備されたのだろう。橋ができたことによって、今後観光地としての発展が期待される。

 

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夕方のバスで気仙沼市街に戻る。

宿の近くに手ごろな店が開いておらず、まさかの二晩連続で晩飯がはなまるうどん!

 

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November 02, 2019

[Journey] 岩手県釜石市~大船渡市 '19.11. 2

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釜石市の北部にある、鵜住居。「うのすまい」と読む。インパクトがあるこの地名の由来は、素直に「鵜の居住地」というほかに、アィヌ語の「ウシ・オマ・イ(入り江のある所)」とする説もある。

 

 

地図で見るとたしかに入江にあるこの町は、東日本大震災で、やはり津波の被害を受けた。

地震のあと、駅のそばにあった鵜住居地区防災センターに200名以上の住民が避難した。「防災センター」という名前は避難所っぽさも感じられるけれど、実はここは避難者が「避難生活をするための拠点」としての位置づけで、津波の一次避難先としては高台などに別の場所が定められていた。津波は二階建ての建物を丸ごと襲い、中にいた人のうち生存者として救出されたのはわずか34名だった。

鉄道は長い間不通が続き、今年3月、8年ぶりに営業再開した。しかし今日、私はJR釜石駅から路線バスでここに来た。先月きた台風の影響で、鉄道は再び不通になってしまっていた。

 

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駅前に「いのちをつなぐ未来館」という、重い名前の施設があった。

震災に関する資料が展示されていた。

 

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今まで他の町で見てきた震災関連の施設と比較しても、ここの説明は具体的かつ、量も多すぎず少なすぎずで、わかりやすかった。

 

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館内には震災前の駅前の写真パネルも展示されていた。しかし現在の駅前には、まったく昔の面影はなかった。駅前には緩やかな丘ができていて、「釜石祈りのパーク」という、これまた重い名前がつけられていた。

 

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手前にあるみかげ石には「釜石市鵜住居地区防災センター跡地」と彫られていた。

線路をはさんだ反対側を歩く。

 

19110206waytothestadiumIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

10分ほど先へ行くと、釜石鵜住居復興スタジアムがある。津波で校舎が全壊した小学校と中学校の跡地に建てられた。

ここで今年、ラグビーワールドカップの試合が行われた。試合は9月と10月に一試合ずつ予定されていた。しかし10月の試合は不運にも台風と重なってしまい中止になった。釜石には「釜石シーウェイブス」というクラブチームがあるので、今後はリーグ戦などに使われるのだろうけれど、貴重な国際試合の一試合が中止になったのは痛い出来事だっただろう。

 

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スタジアムは6,000人収容(ラグビーワールドカップの試合時には仮設席を増設して16,020人とした)。入り口の前にいきなり避難経路の案内があるのが特徴的だ。釜石の市街地から距離はあるけれど、ここに作ったということは、アクセスは鉄道やバスよりも自家用車を想定しているのかなと思う。

 

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」野外上映会の告知があった。明日。¥500か。いいなぁ。

一瞬そそられたけれど、夜はちょっと冷えそうだと思った。

釜石へ戻り、南下する。釜石から先は、鉄道は動いていたけれど、列車はガラガラだった。

 

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レトロな観光用車両。

 

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車内も豪華な雰囲気なのにもったいない。7月に乗ったときは、昼間の列車には立ち客もいるくらいだったのに。一部区間がまた不通になったせいか、営業再開当初のブームが過ぎたせいなのか。

盛駅でBRTに乗り換え。BRTは列車と同じホームの反対側から発車する。

 

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BRTは地方のバスでは珍しく、Suicaも使える。列車の頃より所要時間はかかるけれど、鉄道の代替手段として、使い勝手に相当配慮されているように感じる。本日の宿泊地・大船渡で下車。

 

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はなまるうどんと吉野家が合体した店があった。一見、便利そうだ。しかしよく考えると何が便利なんだかわからない。自分は牛丼を食べたいけどツレがどうしてもうどんを食べたいといっているときとか…牛丼とうどんを同時に食べたいけど近くに「なか卯」がないときとか…くらい…か…な。

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