May 23, 2020

[Journey] 北海道紋別郡(名寄本線・豊野駅 '89. 2. 8)

20052301homeHokkaido, MINOLTA X-600 with MD Rokkor 50mm F1.7 (1989.2)

前の記事の新十津川駅の写真を発掘したとき見つけた、別の写真。これも1989年2月に北海道を旅行したときに、名寄本線の豊野駅とその近くで撮った。

名寄本線は、石北本線の遠軽からオホーツク海沿いを通って宗谷本線の名寄に至る138kmの路線。遠軽まで夜行の急行列車に乗り、4時40分発の名寄本線の始発列車に乗り換え、朝日が昇る頃にこの駅に降りた。無人駅だった。列車を降りるとき車掌から「しばれ死ぬぞ」と言われたことを今も覚えている。

 

20052302toyonostnHokkaido, MINOLTA X-600 with MD Rokkor 50mm F1.7 (1989.2)

それから、駅の近くで列車の写真を撮っていた。新十津川で「鉄ちゃんばかり」とほざいておきながら、ヤワな鉄ちゃんを凌ぐ行動をとっていた。

 

20052303trainHokkaido, MINOLTA X-600 with MD Rokkor 135mm F2.8 (1989.2)

だがなんでこの駅を選んで降りたのか。…それが思い出せない。我ながら謎の行動だった。

名寄本線は、この写真を撮った3か月後の1989年5月1日に廃線になってしまった。行った理由は謎ながらも30年経ったいま見ると非常に貴重な写真なので、今回、載せてみた。

 

駅があった場所の、現在の地図。列車の後ろに広がっていた雪原は、実は意外に近くからオホーツク海だったのかもしれない。

それにしても2月の午前6時にもう一度ここへ行くのは、絶対に無理。

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May 07, 2020

今まで乗ってきたJR線の距離を再計算する

こういう機会でもあり、ここで今まで乗ってきたJR線の距離を再計算してみた。

会社 営業キロ 乗車キロ 乗車率
JR北海道 2,371.6 2,371.6 100.0%
JR東日本 7,208.6 7,192.0 99.8%
JR東海 1,967.5 1,967.5 100.0%
JR西日本 4,888.3 4,877.3 99.8%
JR四国 855.2 850.9 99.5%
JR九州 2,251.6 2,251.6 100.0%
合計 19,542.8 19,510.9 99.8%

 

 

 

 

 

 

 

新たに乗った路線の加算よりも、廃止になった路線をマイナスすることのほうが多かった。

まず、きょう5月7日付けで廃線になったJR北海道の札沼線(北海道医療大学-新十津川間)。この線に乗ったのは大学の春休み、まだ国鉄だった頃に周遊券で旅行していて暇を持て余して思いつきで寄り道したときの、たぶん一度だけだった。午後の列車に乗り、終点の新十津川駅に着いたときには日が落ちていた。三脚を立てて夜の駅を撮った。

…しかし今日、その写真をアップしようと久しぶりにフィルムスキャナを使おうとしたところ、スキャナが故障していた。これを機に新品を買おうかと考えたけれど、このご時世、不要不急で宅配便の世話になる買い物をするのも何なので、今回は写真は無しで。

またJR東日本の気仙沼線(柳津-気仙沼間)と大船渡線(気仙沼-盛間)は東日本大震災で被災し、2012~13年にBRT(Bus Rapid Transit)と呼ばれる、主に線路敷の上を舗装して作った専用道を走る路線バスで復旧した。当初このBRTは鉄道復旧までの暫定運行とする予定だった。しかしJRは鉄道としての復旧をあきらめ、今年4月1日付けで鉄道は廃止扱いにしてBRTはそのままバス路線となった。

2010年の夏、仙台から気仙沼線の列車に乗って気仙沼へ行ったことがあった。それから町を歩いて、たまたま見つけた大船渡線の鹿折唐桑駅から気仙沼駅まで一駅だけ列車に乗って戻った。これが結局、気仙沼線と大船渡線の列車に乗った唯一の経験になってしまった。

 

20050701sisiorikarakuwastn01Miyagi, RICOH Caplio GX100 (2010. 7)

鹿折唐桑駅は気仙沼の市街地にある。昨秋気仙沼を再訪したとき、BRTで下車した。

 

20050702sisiorikarakuwabusstopMiyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

しかし鹿折唐桑のバス乗降場に鉄道時代の雰囲気は残っていなかった。

あらためて記憶をたどると、小さなローカル線にも思い出がある。

***(2020.5.23追記)

自粛期間中、身辺整理をしているときに札沼線の新十津川駅で撮った写真のプリントを見つけたのでフラットベッドスキャナで読み込んだ。

 

20050703shintotsukawastn120050704shintotsukawastn2Hokkaido, MINOLTA X-600 with MD Rokkor 50mm F1.7 (1989.2)

夜のホームの写真は1989年2月15日。雪の駅舎のほうは1989年2月3日。「人間はすべて鉄ちゃん」とキャプションをつけていた。まったく記憶になかったけれど、昼と夜の二度訪れていた。夜写真のキャプションには使ったカメラ・レンズ・フィルムのほかに「4秒 f5.6」と絞りとシャッター速度も書いていた。今よりも丁寧に写真を撮っていた。

 

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April 28, 2020

今後の旅行予定

20042801cancelledticket

■ゴールデンウィーク…キャンセル

■夏休み…ゴールデンウィークの予定をまるっと7月に移動(ただし今のような状態が続いていれば再延期…)

 

20042802sakuratrumTokyo, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2020. 4)

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March 29, 2020

今後の旅行予定

20032901cherryTokyo, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2020. 3)

あまりにも間が空いてしまったので、今後の旅行計画など…

 

■ゴールデンウィーク…国内をある程度予約済だけど今のような状態だったら中止

■夏休み…そもそも祝日はどうなるのか(移動したまま?)、…確定した時点であらためて考える予定

 

20032902closedTokyo, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2020. 3)

 

 

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November 04, 2019

[Journey] 宮城県気仙沼市~女川町 '19.11. 4

2016年に気仙沼市の大谷海岸を訪れたとき、津波を受けたJR気仙沼線の線路と駅ホームの跡がほぼそのまま残っていた。

 

19110401oyabeach2016Miyagi, SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 12)

震災遺構として保存するつもりなのか気になっていたので、その後の様子を確認しに行ってみる。

 

19110402oyabeach2019Miyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

駅があった場所では大掛かりな整地が行われていた。駅や線路の跡は確認できなかった。

もともとこの辺りは気仙沼線の中でも海に近いところを通っており、車窓の景色がよい場所として知られていた。けれども、鉄道の面影はなくなっていた。

 

19110403oyabeachnowMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

南三陸町へBRTで移動する。町の中心にある志津川駅は2017年に商店街の移設に伴って場所が変わっていた。

 

19110404shizukawastnMiyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

駅建屋はプレハブ。これもまだ暫定的な場所なのか。

 

19110405sunsunsyoutengai1Miyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

「南三陸さんさん商店街」は、場所は変わりながらも以前あった店は継続して営業している様子だった。この商店街のお客は地元民が多い。だが、なぜかよそ者にも優しい雰囲気を感じるので、南三陸町に来るたびに立ち寄るようになった。

 

19110406sunsunsyoutengai2Miyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

一方で、新しい市街の川向うにある震災前の市街地は大きく姿を変えていた。

 

19110407bousaityosyaMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

悲劇の象徴的存在だった防災対策庁舎の周囲は全面整地中だった。そしてその向こう側の、住宅や商店があった辺りにはべらぼうな盛り土が施され、巨大な丘が作られていた。

 

19110408bighillMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

この巨大人造丘は、高さ20m。「祈りの丘」という名の震災犠牲者鎮魂施設になるらしい。南三陸町は市街地の場所を完全に変えた。

BRTで柳津へ。以前は柳津駅でBRTから列車に乗り換えるときには、駅前でバスを降りてから改札を通り、跨線橋を上り下りして鉄道のホームに行く必要があった。だが、BRTの乗降場から鉄道のホームまでまっすぐ歩いていける通路が作られていた。BRTを鉄道の仮復旧ではなく恒久的なものとする布石だろうか。

 

19110408yanaizustnMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

列車を乗り継いで女川へ行く。

震災後に建て替えられた女川駅の周りには、やはり新しくできた商店街がある。けれども、今のところはそれしかない。

 

19110409onagawacityMiyagi, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2019.11)

せっかく海のそばまで来たのだから何か魚を食べようと思い、閉店時間が迫っているせいか愛想のない食堂に入って、せわしなくサンマ定食をいただく。今回はここまで。

 

19110421sanmarMiyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

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November 03, 2019

[Journey] 岩手県陸前高田市~宮城県気仙沼市 '19.11. 3

BRTで陸前高田市へ。陸前高田駅の場所が前回(2017年)来たときと変わっていた。

 

19110301rikuzentakadastnIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

線路はないけれど、作りが鉄道駅っぽい。

今の駅は「新中心市街地」と呼ばれるところにあるらしい。

そばに商店街があった。きょうは「産業まつり」という催しが行われており、アマチュアっぽい人が仮設のステージで歌っている。地元産品の出店もあったけれど、お客さんはほとんどが普段着姿の、近所の人に見えた。

 

19110302industrialfestIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

駅は高台にあり、海の方向を見下ろすことができる。タピック45を見つけた。

 

19110303tapicIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

川の流れを辿った先にある、横から見ると三角形をしたタピック45は、震災前は「道の駅」で、近くに「奇跡の一本松」などの震災遺構がある。しかし周りの土地は荒れ放題だ。重機が置かれているので、造成中、なのかもしれないけど。

 

19110304neartapicIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

タピック45。

震災後しばらくの間は自由に中に入ることができたけれど、きょうは立入禁止になっていた。手前に立つ筒状の物体は、よく見ると最上部にマンホールの蓋が付いている。たぶんこれからその高さまで盛り土をするのだろう。

 

19110305museumIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

タピック45の隣に「東日本大震災津波伝承館」という施設が新しくできていた。入場無料。

おそらくこれまで見た震災関連の展示館の中で、もっとも手がかかっているように見えた。館内には写真パネルや被災した物の展示のほか、説明用のビデオが多くあった。個人的にこうした施設の説明ビデオというのは、興味のない部分が早送りができなかったり、逆に、興味のある部分だけを見直したりすることができなかったりするため、好きではない。けれども現代の動画世代の人には、こっちのほうが理解しやすいのかもしれない。

 

19110306takadamatsubaraIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

建物の裏手に回ると、たくさんの松の幼木がきれいに植えられていた。震災前まで存在していた「高田松原」を復活するのだそうだ。そしてここから「奇跡の一本松」への道路が作られていた。

 

19110307roadtoipponmatsuIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)
…。

一本松は以前と変わらずぽつんと立っていたけれど、新たにできたアプローチの豪華さからして、将来は、このままぽつんでは済まないような気もした。

 

19110308ipponmatsuIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

東日本大震災津波伝承館を出て、あらためて町を歩く。

 

19110309rikuzentakadacityIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

二年前と変わらず、至るところで工事中のように見えた。いや、そのとき派手に行なわれていた盛り土工事は、ほぼ終わったようだった。しかし。

陸前高田市の2010年の人口は23,300人だった。震災後の2015年は19,800人。2019年は18,500人で、大幅な人口減少が続く。

これに対して今年の夏に訪れた大槌町の人口は15,300人(2010年)→11,800人(2015年)→11,600人(2019年)で、震災直後の落ち込みは大きかったけれど、直近の下がり方はやや小さくなっている。大槌町で新築のこぎれいな家がずらりと建ち並ぶのを見てバブリーだと感じたけれど、よそ者にバブリーと思われようが、復興においてまず重要なのは、かつて住んでいた人が早く元の生活に戻せるようにすることではなかろうか、と、このとき思った。

気仙沼行きのBRTに乗り、終点のひとつ手前の鹿折唐桑(ししおりからくわ) 駅で大島行きのバスに乗り換える。

2016年にフェリーで20分かけて行った、大島。今年4月に気仙沼大島大橋が開通して、気仙沼湾に浮かぶ面積8.5平方kmのこの島へ車で行くことができるようになった。

あえて、橋の手前の停留所で降りる。この橋は歩いて渡ることもできるのだ。橋のたもとには見物客がたくさんいた。

 

19110310oshimabrdMiyagi, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

私以外は皆、車で来たのだろう。見物客用の駐車スペースも用意されていた。

橋からの眺めがよい。全長は297m。本土と島の間でいちばん近いところに架けられたのだろう。

 

19110311oshimabrd2Miyagi, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

大島に入り、島を横断して太平洋側にある小田の浜という海岸まで歩く。

 

19110312oshimaMiyagi, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

小田の浜はきれいな海岸だった。

 

19110313odanohama

19110314beachhouseMiyagi, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

海の家も新しい。最近整備されたのだろう。橋ができたことによって、今後観光地としての発展が期待される。

 

19110315bustocityMiyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

夕方のバスで気仙沼市街に戻る。

宿の近くに手ごろな店が開いておらず、まさかの二晩連続で晩飯がはなまるうどん!

 

19110316hanamaruagainMiyagi, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

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November 02, 2019

[Journey] 岩手県釜石市~大船渡市 '19.11. 2

19110201unosumaiIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

釜石市の北部にある、鵜住居。「うのすまい」と読む。インパクトがあるこの地名の由来は、素直に「鵜の居住地」というほかに、アィヌ語の「ウシ・オマ・イ(入り江のある所)」とする説もある。

 

 

地図で見るとたしかに入江にあるこの町は、東日本大震災で、やはり津波の被害を受けた。

地震のあと、駅のそばにあった鵜住居地区防災センターに200名以上の住民が避難した。「防災センター」という名前は避難所っぽさも感じられるけれど、実はここは避難者が「避難生活をするための拠点」としての位置づけで、津波の一次避難先としては高台などに別の場所が定められていた。津波は二階建ての建物を丸ごと襲い、中にいた人のうち生存者として救出されたのはわずか34名だった。

鉄道は長い間不通が続き、今年3月、8年ぶりに営業再開した。しかし今日、私はJR釜石駅から路線バスでここに来た。先月きた台風の影響で、鉄道は再び不通になってしまっていた。

 

19110202rustedrailIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

駅前に「いのちをつなぐ未来館」という、重い名前の施設があった。

震災に関する資料が展示されていた。

 

19110203miraikan1Iwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

今まで他の町で見てきた震災関連の施設と比較しても、ここの説明は具体的かつ、量も多すぎず少なすぎずで、わかりやすかった。

 

19110204paststationIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

館内には震災前の駅前の写真パネルも展示されていた。しかし現在の駅前には、まったく昔の面影はなかった。駅前には緩やかな丘ができていて、「釜石祈りのパーク」という、これまた重い名前がつけられていた。

 

19110205praingparkIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

手前にあるみかげ石には「釜石市鵜住居地区防災センター跡地」と彫られていた。

線路をはさんだ反対側を歩く。

 

19110206waytothestadiumIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

10分ほど先へ行くと、釜石鵜住居復興スタジアムがある。津波で校舎が全壊した小学校と中学校の跡地に建てられた。

ここで今年、ラグビーワールドカップの試合が行われた。試合は9月と10月に一試合ずつ予定されていた。しかし10月の試合は不運にも台風と重なってしまい中止になった。釜石には「釜石シーウェイブス」というクラブチームがあるので、今後はリーグ戦などに使われるのだろうけれど、貴重な国際試合の一試合が中止になったのは痛い出来事だっただろう。

 

19110207stadiumIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

スタジアムは6,000人収容(ラグビーワールドカップの試合時には仮設席を増設して16,020人とした)。入り口の前にいきなり避難経路の案内があるのが特徴的だ。釜石の市街地から距離はあるけれど、ここに作ったということは、アクセスは鉄道やバスよりも自家用車を想定しているのかなと思う。

 

19110208movieIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

映画「ボヘミアン・ラプソディ」野外上映会の告知があった。明日。¥500か。いいなぁ。

一瞬そそられたけれど、夜はちょっと冷えそうだと思った。

釜石へ戻り、南下する。釜石から先は、鉄道は動いていたけれど、列車はガラガラだった。

 

19110209retrocarIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

レトロな観光用車両。

 

19110210insidethetrainIwate, SONY α390 with SONY DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II (2019.11)

車内も豪華な雰囲気なのにもったいない。7月に乗ったときは、昼間の列車には立ち客もいるくらいだったのに。一部区間がまた不通になったせいか、営業再開当初のブームが過ぎたせいなのか。

盛駅でBRTに乗り換え。BRTは列車と同じホームの反対側から発車する。

 

19110211sakaristnIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

BRTは地方のバスでは珍しく、Suicaも使える。列車の頃より所要時間はかかるけれど、鉄道の代替手段として、使い勝手に相当配慮されているように感じる。本日の宿泊地・大船渡で下車。

 

19110212hanamaruyoshinoyaIwate, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019.11)

はなまるうどんと吉野家が合体した店があった。一見、便利そうだ。しかしよく考えると何が便利なんだかわからない。自分は牛丼を食べたいけどツレがどうしてもうどんを食べたいといっているときとか…牛丼とうどんを同時に食べたいけど近くに「なか卯」がないときとか…くらい…か…な。

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September 22, 2019

[Journey] Bangkok / THAILAND '19. 9.21~22

パタヤを出発するときにパラパラ落ち始めた雨は、バンコクが近づくと本降りになった。この旅では、今まで記憶にないくらい、ほぼ毎日雨に遭う。

今回は最近「バンコクの新しい中華街」と呼ばれているフワイクアーンに宿をとる。従来、バンコクで中華街といえばヤワラーのことを指し、そして今まで私はバンコクではヤワラーに泊まることが多かったけれど、中華街つながりで趣向を変えてみた。

 

19092201nmarketBangkok(THAILAND), SONY α6000 with SAMYANG AF24mm F2.8 FE (2019. 9)

フワイクアーンでは毎晩、夜市が催される。しかしこの日は天気のせいか、今一つ盛り上がりに欠けているように見えた。

そして翌朝。

宿の周りから歩きはじめる。踏み込みが足りないのかもしれないけど、特別に強い中華っぽさは感じなかった。

 

190922002huaikhwangBangkok(THAILAND), SONY α6000 with SAMYANG AF24mm F2.8 FE (2019. 9)

地元の人がワヤワヤしている店が目に入った。カオマンガイ屋だった。40バーツ(¥140)。

 

19092203chikenriceBangkok(THAILAND), SONY α6000 with SAMYANG AF24mm F2.8 FE (2019. 9)

もともとカオマンガイはハズレの少ない料理だと思っているけれど、ここもご多分に漏れず、おいしかった。

今回は特に行きたい場所を考えていなかったので、安易に「バンコク インスタ映え」でググって上位にあった、ワット・パクナムというお寺に行くことにする。

フワイクアーン駅から地下鉄に乗る。

バンコクの地下鉄は8月に、これまで終点だったホアランポーンから先へ路線が延びた。延伸区間は現在「無料試運転期間」だそうで、この間は普通に電車は走っているけれど、運賃はタダだった。

延伸区間に入ると車内には普段着っぽい姿の客が目立ち始め、やがて地上に出た。東京の地下鉄にも雰囲気の似た路線があったような…しばらく考えて、東京メトロ千代田線が都心から北千住や綾瀬に至るあたりと被ることに気づいた。

ワット・パクナムの最寄り駅・バーンパイ駅で下車。

先入観を持ってしまったせいか、駅から続く、べちゃっとした街並みが綾瀬っぽく見える。

 

19092205banphaiBangkok(THAILAND), SONY α6000 with SAMYANG AF24mm F2.8 FE (2019. 9)

そういえば綾瀬川って運河っぽいな、などと思いながら10分ほど歩いて、ワット・パクナムに着く。

日本の千葉県成田市にも同名のお寺があり、以前、訪ねたことがあるのを思い出した。そのときのことはここに書いたけど、いま、いちばん記憶に残るのは、最寄りのバス停から一時間歩いたということだ(…)。

調べたところワット・パクナムはアユタヤ王朝時代中期(1448~1629年)にできた寺院(正確な日付は不明)。ここが本家で、成田にあるのは日本別院という位置づけだった。

ここがインスタ映えスポットである理由は、巨大仏塔の中に描かれた天井画だ。

 

19092202stupaBangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

天井画は仏塔の最上階にあった。

 

19092206painting1Bangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

予備知識がなかったら、やはり結構インパクトがあっただろうと思った。

 

19092207painting3Bangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ここを訪れている外国人のうち、半分以上は日本人に見えた。みんな私のように、雑に検索してここに来たのだろうか。

ところで、バンコク近郊の派手な寺院といえばもうひとつ、パトゥムタニ県にある新興宗教・タンマガーイ派の総本山であるタマカーイ寺院が知られる。こちらは、かつてワット・パクナムで修業したチャン・コンノックユーンという尼僧が1970年に建立したものだ。しかしタンマガーイ派とワット・パクナムには、直接の関係はないらしい。

帰路、地下鉄の延伸区間にできたワット・マンコーン駅で途中下車する。ここはホアランポーン駅のひとつ先で、ヤワラー通りに最も近い。他の駅と違い、中華を意識した、赤を基調とした内装だ。バンコクの地下鉄は駅構内の写真撮影を禁止しているはず(実際に駅員に制止されたことがある)だけど、ここではタイ人は普通に写真を撮っている。いかにも「撮ってください」といわんばかりに見えたので、私も撮ってしまった。

 

19092208watmangkornstnBangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

地上出口は、こうなっている。

 

19092209watmangkornstn2Bangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

おしゃれだ。駅の周辺からは、かつて蔓延していたいかがわしい空気が退けられつつあるように感じられた。この、いかがわしさを浄化する波は今後も広がるのだろうか。

今回は泊まらなかったけど、ヤワラーで定宿にしているホテルの前に行ってみた。ホアランポーン駅から徒歩10分のところにあると認識していたこのホテルは、あらためて地図で見るとホアランポーン駅とワット・マンコーン駅のちょうど中間にあたる。

 

19092210bubbleteashopBangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ホテルのトイメンにタピオカドリンク屋ができていた。30年前からこの辺りを知っている身としては、なんともいえない気持ちになった。

 

19092211patpong1Bangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

日没後、最近は「見るだけ」になりつつあるパッポンへ。

潰れた店やシャッターを下ろしたままの店が増えた。ゴーゴーバーの数も減っている。通り自体が、以前より静かになったような気がする。もちろん営業している店には呼び込みもいてそれなりに喧しいし、繁華街を「静か」といってしまうのも妙なのだけど、こないだのパタヤの繁華街に比べると、そう感じてしまうのだ。

一軒のゴーゴーバーに入る。太腿にタトゥーの入った嬢が隣についた。最近、タトゥーを入れたタイ人が増えたように思う。この店で踊っている女性たちの三割くらいはタトゥーを入れているし、街を歩いても、肩などにワンポイントの入った若者を普通に見かけるようになった。流行りなのだろうか。タトゥーは流行りで入れるものではないと思うのだけど。

この旅で雨が多いことを嘆くと、彼女は「今年はタイもひどい雨が多いの。これも国王が××だから…」と、不敬罪になりそうなことを口にした。いや、それはさずがに王様のせいでは…と言うと、「ううん、前の王様のときは、こんなことはなかった」と反論された。彼女は、真顔だった。評判の悪さは有名だとはいえ、悪天候の責任まで負わされるようになる王室というのも、少し気の毒になる。

 

19092212patpong2Bangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ひとりで店を出る。呼び込みから「シャチョー」と声をかけられる。「シャチョー」と呼ばれることが増えた気がする。シャチョーじゃないことが引っかかる年齢になっただけかもしれないけれど。

 

19092213durianicecreamBangkok(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)


旅の締めは、コンビニで買ったビアチャンとドリアンアイス。ドリアンアイスは、想像以上にドリアンだった。

運よく、長く日程がとれたのに、終始天気に悩まされた旅だった。

インドのシッキムとか、タイではバンコクのフワイクアーンとか、再訪する機会があれば、天気がよいときにもうちょっとじっくり歩きたい。いつになるかわからないけど。

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September 21, 2019

[Journey] Bangkok~Pattaya / THAILAND '19. 9.20

タイには何十回も行っているのに、まだ訪れていない有名観光地が結構ある。そのひとつがパタヤだ。

もういつだったか、そしてどこでだったか忘れてしまったけれど、タイで出会った日本人旅行者と、こんな話をしたことがあった。

「パタヤに行かれたことありますか?私、バスで行こうとしたことがあるんですけど、パタヤに着いたとたんにお姉ちゃんたちがウワーッと寄ってきたんです。…それで」

「それでどうしたんですか?」その先を聞いた。

「怖くなって、そのバスに乗ったまんまバンコクに戻っちゃいました」

その話を聞いてから、パタヤは不純でけしからん所だと認識して、行く気がおこらなかった。

もっとも今考えると、私が日本人旅行者とそうした話をする機会があった場所は、たぶんヤワラーかパッポンあたりだと思うので、よそのことを不純とかけしからんとか言えたもんでもなかった。しかしまあとにかくそれから長い月日が経ち、知らずしらずのうちに不純なけしからん町をいくつも訪れて私にも相当にその方面の免疫がつき、あえてパタヤを避ける理由もなくなっていた。

今回はタイに滞在できる日数は短いので、その中でとりあえずパタヤに一泊だけしようと考えた。昨晩から泊まっているホテルは、タイ国鉄のラートクラバンという駅から歩いて行けるところにある。ラートクラバン駅からは一日一本だけ、朝、パタヤに行く列車がある。「バスで行ったらウワーッ」という話が記憶にあった私は、無意識にバスを避けて列車で行こうと考えていた。

しかし近道を歩いて駅に行くつもりが、近道のはずの線路の北側の道路が自動車専用で、進むことができなかった。

 

なんとか列車の発車時間10分前にあと500m地点まで来た。しかしそこから先には進むことができず、投了。

 

19092001ontherailBangkok(THAILAND), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

やむなく、線路をまたいで南側の道を迂回し、結局2時間近くかけて駅に着く。列車はとっくに行ってしまったので、バスでパタヤに向かう。パタヤ行きのバスはバンコクのどのターミナルから出発するのか調べて、スワンナプーム空港からパタヤ行きのバスが30~60分毎にあることを知る。空港に戻り、正午近くのバスでパタヤへ。ほぼ高速道路をかっ飛ばし、2時間弱でパタヤに着く。今朝、ホテルから駅まで歩いた時間とほぼ同じだった。お姉ちゃんは待っていなかった。

 

19092002pattayacityChon Buri(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

パタヤを歩く。

 

19092003beachChon Buri(THAILAND), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

汚いといわれる海岸も、それほど汚れているとは感じなかった。しかしこのとき頭の中にあった比較対象はバンコクの港なので、あまり参考にはならないとも思う。また、自分でいうのもなんだけど、この写真はうまく撮れすぎていると思う。

あとは、怪しめのマッサージ屋で客引きする女性に声をかけられるくらいで、想像していたほどではなかった。バイアグラやシアリスの偽物が売られていたり(偽物だと断言できるのは、それらは薬局ではなく土産物屋の店先に並べられていたから)、海水浴客用の店にある水着がややエロめのものだったりするのが、そういう目線で見ればそうなのかと思った程度だった。

 

19092006sexyswimwear

19092004walkingstreetChon Buri(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

パタヤ随一の繁華街・ウォーキングストリート。

ゴーゴーバーやレストランなどに交じって、ストリップ・クラブがあるのを見つける。日本のストリップと比べてどんな内容なのか興味を持ち、店内へ。

 

19092005stripChon Buri(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

踊り子はなぜか皆ロシア人で、緩めのポールダンスを舞う。最後にチラリと見せてチップを集めてから、耳元で「この続きはプライベートルームであなたのためのショーを…。おさわりも…」と、別室へのお誘いを受ける。しかし今回この店に入った趣旨とは異なるので、やんわりと断る。なんかもうひとつ期待とはずれていた。

 

19092009walkingstreet2Chon Buri(THAILAND), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ホテルの部屋は繁華街に近く、喧噪が、ほぼ素で耳に入る。日本と違って、0時を過ぎても店は閉まらなかった。寝ようと思って耳にちり紙を詰めても防音効果がなく、苦し紛れにWalkmanのイヤホンを付けると、外音が遮断されて、やっと眠ることができた。

 

19092008sleeplessroomChon Buri(THAILAND), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

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September 19, 2019

[Journey] Darjeeling / INDIA~Bangkok /THAILAND '19. 9.19

19091901finemorningWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

あるあるパターンの、出発日の朝になってからの晴天。住民はここぞとばかりに洗濯物を干しはじめる。もっとも、天気予報では今日も午後から雨だ。午前中にどこまで乾くだろうか。

 

19091902washingWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

乗り合いジープでシリグリへ戻る。ひたすら山を下る。朝の冷え込みと、生乾きのパンツをはいたせいか、一時間を過ぎたあたりからじんわりと尿意の攻撃をくらう。しかしシリグリまで、まだ半分も来ていない。小便タイムを申告すべきか迷う。

だが標高が下がるにつれて暖かくなると共に、尿意は引いていった。「冷え」は老化で小便が近くなった中高年旅行者の天敵だ。3時間ほどでシリグリに着く。

 

19091903siliguriWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

車を降りて外気に当たる。「これが俺の求めていた暑さだ」と、しばし感慨にふける。オートリクシャーに乗り換えてバグドグラ空港へ。シリグリと空港の間の適正料金を300ルピー(¥450)といわれたのを思い出して交渉したけれど合意できず、350ルピー(¥525)で妥結。スピードが出ない、自分の年齢より古そうなオートリクシャーを運転する若い男が、停車するたびに真新しいスマホを見入っている姿が少し奇妙に見えた。

インド人のスマホ中毒度は、平均して見てもかなり重症に感じる。バグドグラから乗ったコルカタ行きの国内線でも、コルカタからバンコクまでの国際線でも、インド人乗客の多くは飛行機が動きはじめるまでスマホを凝視し、そして着地するとその瞬間からスマホを取り出していた。おそらく何人かの客のスマホは飛行中も電波を出しっぱなしだったと思う。

 

19091904noplasticWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

インドの空港は基本的に撮影禁止なんだけど、これくらいはよいかなと思って撮った。

インドではプラスチックのストローやレジ袋が禁止されていて、空港に限らず町の店でも、使い捨てのコップやストローも紙製のものが使われていた。しかし紙ストローは時間が経つと、クタッっとなってしまっていた。ストロー、そこまでして必要だろうかと思った。もっともそう割り切ったことがいえるのは、おっさんだからか。

 

19091905kfcWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

日付が変わる頃にバンコクのスワンナプーム空港に着く。タクシーで空港近くのホテルへ行き、投宿。

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