February 20, 2016

[Tour] Vientiane / LAOS '16. 2.19~20

ルアンパバーンから首都ヴィエンチャンまで、最も速いバスで8時間で行くことができるらしい。また長距離バスには寝台もあるようだ。


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Vang Vieng (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

だがしかしわざわざ乗りたくなるような車両には見えなかったので、往路と同様、途中のヴァンヴィエンで泊まり、二日後の午後、ヴィエンチャンのバスターミナルに着く。

ヴィエンチャンの市内バスが、東京の都バスのように見える。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

都バスはというと…


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色だけか。

しかし偶然かもしれないけれど両方とも日本の「いすゞ自動車」製であり、ひょっとしたら何かを意識しているのかもしれない。

ヴィエンチャンの宿は、前日にネットで予約していた。ここも20年前の記憶で、街の中心部にあると思っていたフランスの凱旋門を模した「パトゥーサイ」というゲートの近くにあるホテルにした。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

そのパトゥーサイがバスターミナルから意外と遠い。歩いて30分ほどかかった。20年前の記憶では、ヴィエンチャンは、もっと、こじんまりした町だった。

「こじんまり」だけが記憶に残り、距離感は忘れてしまったようだ。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

横に大きく広がって歩く、若いパッカーの集団とすれ違う。「まーた韓国人かよ」と思っていたら、日本語を話していた。さすがに首都なだけあって、これまで訪れた町に比べて外国人の数が多い。

パトゥーサイは3,000キープ(¥40)払うと、上にのぼることができる。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

町の眺めは、以前とあまり変わらないように感じた。しかしヴァンヴィエンやルアンパバーンのような町から来ると、雑然とした感じばかりが目についた。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

おそらくここがラオスで最大の町であることに疑いはないけれど、歴史や自然の魅力に乏しいのは残念だ。

ヴィエンチャンでもっとも有名な仏塔、タート・ルアンに足を運ぶ。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

この近くに北朝鮮レストランがあることをネットで知り、行ってみることにする。

ラオスと北朝鮮は両国とも社会主義国家であり、このような店が存在するということは、決して悪い関係ではないのだろうと想像する。また北朝鮮を逃れてタイ・バンコクの韓国大使館に亡命を求めて駆け込む脱北者の話を時々聞くけれど、彼らが陸路でバンコクに向かうのであれば、当然、ラオスはそのルート上にあるだろう。調べたところ、ラオス国内には北朝鮮当局の関係者も数多く存在しているため、ここから強制送還される脱北者も少なからずいるのだそうだ。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

"KOREA PYONGYANG Restaurant"と書かれた看板を見つけ、恐るおそる入る。11時30分頃だったけれど、先客は韓国(あるいは北朝鮮?の)旅行者っぽい男性が一人だけ。折りしも「北朝鮮レストランの売り上げは本国に送られてミサイル開発費に当てられているので絶対に行かないように」と韓国政府がお達しを出した直後であり、自分勝手に緊張が高まる。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

北朝鮮といえば冷麺だろうと、平壌冷麺300gをオーダー。60,000キープ(¥840)は、この国の物価を甘めに見積もっても、やや高く感じる。売り上げのうち、それなりの金額が北朝鮮に送られるのだろう。

店員は、可愛い系の若い女性。朝鮮語しか話さない。ほぼ、韓国(あるいは北朝鮮)人のみを客層として考えている店なのだろうか。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

やがて出された冷麺。麺は黒く半透明。出てくるまで日本の冷やし中華を想像していたのだけど、これが朝鮮の冷麺だ。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

上品な見た目だな、と思いつつ、ちょっと味が薄いなとも思いながら食べていると、可愛い系の女性店員がやってきて「そうじゃなくって…」みたいなことを呟きながら、卓上にあった調味料二種類を丼に注入した。そして私の箸を手に取ると、ビビンバの如く、ぐじゃぐじゃぐじゃっとかき混ぜた。すると冷麺は、いかにも的な外観と味に変化したのだった。

食事を終え、会計の時も、可愛い系の女性店員は、かたくなに朝鮮語しか話さなかった。最後に発した「バイバーイ」という言葉だけが、唯一私に理解できた単語だった。いろいろと考えさせられる点があった冷麺だった。


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Vientiane (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 2)

夕方のメコン川沿いを歩く。乾季の今、水量が少ないことは予想していた。だが、前回(1996年12月)来たときよりも明らかに流れは減っていた。

前にヴィエンチャンに来たとき、私は、こっそり川に小便をしていた。「この小便が海にたどりつくまで何日かかるだろうか」と考えながら。

しかし今日は、川の流れにたどりつくまでにえらく時間がかかりそうだったので、小便はしなかった。…というより、いい年こいてそのようなことに固執するのはさすがにいかがなものかと考えたのが正直なところでございます。しかし小便の記憶のおかげで、私はメコン川の水量の減少に気がついたわけであります(…なぜ文体が変わるかな)


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Vientiane (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 2)

上の画像を撮ったところで、α6000のメモリカードが一杯になった。ヴィエンチャンでもメモリカードは買えるだろうけれど日本に比べて割高だし、カメラはもう一台持っているので、ここから先はサブとして使っているCyber-shot DSC-W730一台勝負で旅を続けることとする。

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March 22, 2006

幸せとは

雑誌『日本カメラ』4月号

もともと「ありがとうコニカ&ミノルタ」特集を目当てに買ったんすけど、ページをめくるうち、グラビアにブータンの写真が数カットあったのを見つけた。

例によってブータンの子供たちや僧侶の笑顔が写っているものだけなので、ブータン目当てだったらわざわざ買うほどのものでもない。

「例によって」と書いたのは、実はこの国には基本的に観光資源が乏しいので、ぷらっと旅行で訪れても、それ以外に被写体があんまりないからなのである。

ところで、ブータン紹介ネタで決まって紹介されるのが、GNH(国民総幸福量・Gross National Happiness)。ブータンの政策の根幹となる言葉。「GNPやGDPが増えても、それがイコール幸福には結びつかないでしょう、我々は真の意味での幸福を目指しますよ」という感じのものかね。哲学的なので一言で言おうとすると難しいんだけど。

でも、そもそもが幸せっていうのは個人の心の中に生まれるものであって、政治家なり偉い人なりがトップダウンで作れるもんじゃないよなぁ、というのが私の考えである。

なーんだかね。昨日のネタを引きずってるんだけど。

今日は引用ネタばかりであまりよろしくないんですが、『Newsweek』(2006.3.22号)に掲載されていた、かのチャールズ・ジェンキンス氏へのインタビューで、「北朝鮮が憎いか」という問いに対して彼はこう答えている。

「そんなことはない。北朝鮮の社会になじんでいた。いじめが懐かしい。毎日顔を殴られていると、覚悟ができ、気にしなくなる」

…皮肉も混ざっているだろうが、ある意味で本音だろうな、と思った。

060322highschoolinbhutan
Wangdue Phodrang (Bhutan), Minolta α-807si with 24-85mm***


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