イラク邦人青年殺害。今さらながら思ったこと。
今さらだが、今度はやっぱりダメだったかと思った。
殺害時の動画も公表されたようだな。
被害者は一人旅が好きな青年という。青年海外協力隊も目指していたとか。キャラが私と被る部分がある(ていうか俺は協力隊OBなんだが)ので、気にはなっていた。
類似キャラの身で勝手なことを言わせてもらうなら、一人旅というのは基本的に自己責任なものである。自ら危険の匂いを察知できない人は、一人旅には向いていないと思う。
彼はイラクに入る前、イスラエルやヨルダンを旅してきて、危険の匂いを感じ取れなかったのだろうか。
或いは、それまで彼が旅をしてきた過程において、そうした場面には幸運にも一切遭遇しなかったのだろうか。もしそうだとしたら、結果的にはそれが最大の不運を招いてしまったわけだが。
一人旅好きな私がこのニュースを知ったとき、最初に疑問に感じたのはそのことだった。
もちろん、だからといって彼が殺されても当然とか仕方がないとか言うつもりはない。政府は、またも無力さを晒したわけだし。
しかし何だかやりきれんね。最も憎むべきはテロリストだということは間違いないんだけどね。