September 19, 2019

[Journey] Darjeeling / INDIA~Bangkok /THAILAND '19. 9.19

19091901finemorningWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

あるあるパターンの、出発日の朝になってからの晴天。住民はここぞとばかりに洗濯物を干しはじめる。もっとも、天気予報では今日も午後から雨だ。午前中にどこまで乾くだろうか。

 

19091902washingWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

乗り合いジープでシリグリへ戻る。ひたすら山を下る。朝の冷え込みと、生乾きのパンツをはいたせいか、一時間を過ぎたあたりからじんわりと尿意の攻撃をくらう。しかしシリグリまで、まだ半分も来ていない。小便タイムを申告すべきか迷う。

だが標高が下がるにつれて暖かくなると共に、尿意は引いていった。「冷え」は老化で小便が近くなった中高年旅行者の天敵だ。3時間ほどでシリグリに着く。

 

19091903siliguriWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

車を降りて外気に当たる。「これが俺の求めていた暑さだ」と、しばし感慨にふける。オートリクシャーに乗り換えてバグドグラ空港へ。シリグリと空港の間の適正料金を300ルピー(¥450)といわれたのを思い出して交渉したけれど合意できず、350ルピー(¥525)で妥結。スピードが出ない、自分の年齢より古そうなオートリクシャーを運転する若い男が、停車するたびに真新しいスマホを見入っている姿が少し奇妙に見えた。

インド人のスマホ中毒度は、平均して見てもかなり重症に感じる。バグドグラから乗ったコルカタ行きの国内線でも、コルカタからバンコクまでの国際線でも、インド人乗客の多くは飛行機が動きはじめるまでスマホを凝視し、そして着地するとその瞬間からスマホを取り出していた。おそらく何人かの客のスマホは飛行中も電波を出しっぱなしだったと思う。

 

19091904noplasticWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

インドの空港は基本的に撮影禁止なんだけど、これくらいはよいかなと思って撮った。

インドではプラスチックのストローやレジ袋が禁止されていて、空港に限らず町の店でも、使い捨てのコップやストローも紙製のものが使われていた。しかし紙ストローは時間が経つと、クタッっとなってしまっていた。ストロー、そこまでして必要だろうかと思った。もっともそう割り切ったことがいえるのは、おっさんだからか。

 

19091905kfcWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

日付が変わる頃にバンコクのスワンナプーム空港に着く。タクシーで空港近くのホテルへ行き、投宿。

| | Comments (0)

September 18, 2019

[Journey] Darjeeling / INDIA '19. 9.14~18

19091801jeepticket

紅茶の産地として有名なダージリンへ行く。ダージリンはこの辺りでは観光スポットが比較的多い町なので、少し長めに滞在しようと考える。

ガントクからダージリンへ行く乗り合いジープは11人乗りの大型車。きっぷに座席番号「8」と書かれていた。販売順に番号を振っただけで実際の座席の場所など適当だろうと思って窓際の空いていた席に座ると、運転手から「そこじゃない」といわれた。車内に表示はなかったけれど、前列の助手席2席と後部座席の二列×4席に、暗黙のうちに前から順番に座席番号が振られているようだった。この車で、昼食休憩込みで四時間かけてダージリンへ。

 

19091802breakinjeepWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

休憩中に撮った、乗り合いジープ。このときは晴れていて、運転手は余裕こいて洗車をしていた。

しかしダージリンに着くと、また、雨。さすがに九月も中旬になれば雨季も終わる兆しが見えるだろうと思っていたのに。宿でフロントのじいさんに聞くと、「昨日は晴れていたんだけど、今朝から降り始めた…」という。「明日は晴れるよね?」と期待をこめて尋ねると、「…たぶん」と、力なく返事をされた。無意識に厳しく問いただしてしまったようだった。じいさんに天気を決める力はない。

 

19091803chowrastaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ダージリン市街の中心にある、チョウラースター広場。ダージリンは人口12万人。天気がよければ、もっと華やいだ雰囲気だっただろうと感じる。

さて。結論からいうと、ダージリンに五泊し、その間に晴れ間が見えたのは合計して4、5時間くらいしかなかった。ガントクにいたときより天気は悪かった。そして、気温も想像より低かった。ダージリンの標高は2,042m。その高さを、ここに来てから調べて知った。インド人は三枚くらい服を着込んで町を歩いている。動いていればTシャツ一枚でもなんとか過ごせたけれど、室内にいるときや夜には寒さを感じた。

 

19091804laundryWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

宿の部屋から見える家では、同じ洗濯物を何日間もずっと干し続けていた。私も、室内に干したパンツが二日めになっても乾かないことにイラついた。

ダージリンは、カリンポンと同じように昔はシッキム王国の領土だった。その後、ネパール・ゴルカ王国による支配を経て1816年にイギリス東インド会社領となった。そしてそれまで「ドルジェ・リン」(rdo rje gling、チベット語で「雷の地」という意味)というチベット感が丸出しだった地名は、イギリス人が呼びやすい「ダージリン」に改称された。

市街地の近くに"Mahakala Temple"という寺があった。この近辺にあるチベット仏教の寺院は、英語で" Monastery"、またはチベット語で「僧院」の意味の"Gompa"と表記されることが多い。"Temple"は珍しいな、と思って行くと、元は仏教寺院だったのをヒンディーが上書きしたような姿だった。

 

19091805mahakaratemple1West Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

この地域の支配者の変化に伴って変わったのだろう。境内には、チベット香とは違う、インド香のケミカルな匂いが漂う。

 

19091806mahakaratemple2West Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ちなみに寺院の名前になっている「マハーカーラ」はヒンドゥー教のシヴァの別名のひとつであると共に、仏教でも同様に神とされ、「摩訶迦羅」等と表記される。

 

19091807churchWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

寺院から町へ戻る途中には教会があった。これは植民地時代にイギリス人のために作られたものだろうと、容易に推測できる。この町には、五大宗教のうち三つの宗教が揃う。

ダージリンから6km南にあるグームには、街なかにチベット仏教僧院がいくつかある。グームへは乗り合いジープのほか、列車で行くこともできる。ダージリンとシリグリの間を結ぶダージリンヒマラヤ鉄道で、これもやはりイギリス植民地時代の1881年に開通した。しかしこの路線は「軽便鉄道」と呼ばれる低規格で作られ、車両は一般のものに比べて小さく、線路の幅も狭い。平均速度は約10km/h(…)といわれ、乗り合いジープの倍以上、時間がかかる。この鉄道は現在、その前近代的な設備を逆手にとって、開業時に作られた蒸気機関車が引く列車を観光用に走らせている。だがその列車の運賃を調べると、観光客の足もとを見た高価なものだった。グーム往復が1,500ルピー(¥2,250)。乗ったら、あとは座っているだけの、時速10km/hとしてもせいぜい1時間ちょっと程度の乗車時間にかかる運賃としてはいかがなものかとも思う…けれども、旅行時の財布の紐のユルさを考えればためらうほどの額ではない気もした…けれど、それでもなんだか無駄な出費のような気がしたので…

 

19091808railWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

…線路沿いを歩く。しかし線路は車道のすぐ脇または道路の中を通っており、そしてその道路も狭いため、車を避けようとして何度も線路内に入ってしまう。

 

19091809sakyagompaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

グームの町に近いチベット僧院、サクヤ・ゴンパ。この日はすべてが霧と雨の中。

 

19091810goomstnWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

そしてグーム駅。この鉄道で最も高いところにあり、そして、世界で三番めに高所にある駅だと駅構内に説明があった。標高2,258m。終点のダージリンは、ここから少し下るらしい。

しかし世界で三番めに高い駅というのは、ふつうに考えて世界で一番とか二番とか高いところにある駅の近所にあるものではなかろうかと思う。深く追究はしなかったけれど。

駅には鉄道博物館があるけれど、入り口で「Close」と言われる。蒸気機関車の引く列車をグーム駅近くで撮る。

 

19091811trainWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

現代の目線でとらえればおもちゃのような列車が、商店の軒先をピーピー汽笛をいわせながら通っていった。だがこの列車は、観光用だけどおもちゃではないところがミソだ。

小さな食堂に「WAI WAI」と書かれているのを見つけ、懐かしく思って店内へ。WAI WAI は昔からインド及び周辺の国でメジャーに売られているラーメンのひとつ。私がブータンに住んでいた20年前は8~10ルピー(当時のレートで¥20~25)で売られていた。数少ないカレー味以外の食べ物として、在住の外国人には親しまれていた。少なくとも私の周りでは。

端的にいえば普通の袋入りインスタント麺なのだけど、これを調理して客に提供する食堂もまた、昔から多くある。今回はトッピングで溶き卵を落としてもらう。40ルピー(¥60)。これを食べるのは、たぶん20年ぶりだ。

 

19091812waiwaiWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

…あれ?意外と旨い。

20年ぶりだからだろうか?

…ということは、

…次に食うのは20年後にしよう(…という感想から、味については察してください)。

 

19091813viewpoint West Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

晴れていればヒマラヤの山が見渡せていたはずの展望所。単なる雨宿りポイントとしてしか機能していない。

そして雨の中、下り坂で、苔むした石に足をとられてころんでしまった。肘をすりむいたけれど絆創膏を持っていなかったので、町の薬局へ。「絆創膏」という英単語が口から出ず"Tape for Injuring"というと、バラ売りしてくれた。二枚で5ルピー(¥8)といわれる。値段は適当な気がした。

負傷したところで町歩きは諦め、土産の茶とチベット香を購入。茶は適当なやつを言い値で買ったけれど、言い値でもそんな高くは感じなかったので、まあいいやと思う。

 

19091814plaster

| | Comments (0)

September 13, 2019

[Journey] Gangtok / INDIA '19. 9.12~13

19091201rainySikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

しかし天気が悪い。カリンポンにいたときも朝晩などに小雨が降っていたけれど、それより悪天候の時間帯が長くなっている。なるべく雨のやんだときを見計らって外出するようにしたけれど、しばらくすると、また降りだす。結局、この町に滞在している間は傘を手放すことができなかった。

 

19091202signalboxSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ガントクの町には信号機がない。信号機のない国として知られるブータンで見たものと同じようなボックスで警官が、人力で交通整理している(上の写真では警官が張り切って?ボックスから出ている)。

シッキム州は、インドに28個ある州の中で最も人口が少ない。人口は62万人。そのうち10万人がガントクに住む。町の中心部に巨大スーパーマーケットがあった。

 

19091203supermarket19091204insupermarketSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

陰気な迷宮を思わせる外観だったけど、中は商店や生鮮品を扱う市場があり、健全に賑わっていた。

 

19091205palaceruinsSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

王国時代に王宮があった辺り。高い城壁があり、中の様子をうかがうことはできない。

シッキム王国は、先住民のレプチャ人が住んでいた地域にチベットから亡命したブティヤ人が移住して、1642年にブティヤ人のプンツォ・ナムゲルが建国した。しかしその後ネパールやインドからの移民が増え、最終的には住民投票によってシッキム王国は消滅した。シッキム王国消滅時の人種構成はネパール系が75%を占め、チベット系のレプチャ人やブティヤ人を圧倒していた。だが、いまガントクの町を歩いていて、インド・ネパール系の人がチベット系に比べて圧倒的に多い、というほどにも見えない。もちろん、地域による偏りはあるのかもしれないけど。

 

19091206mgmargSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ガントク最大の繁華街といわれるMGマーグ。この町でいちばんお洒落なエリアなのだけど、どことなくのどかさが漂う。

 

19091207encheygompaSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ガントク市街地から3kmのところにあるチベット仏教の寺院、エンチェイ・ゴンパ。地図で見ると丘の上にあるけれど、見晴らしはよくなかった。天気がよくなかったせいもあったけれど。

ガントクの町の南のはずれのほうに「チベット学研究所」というチベット仏教関連の博物館がある。行ってみたけれど、休館だった。しかし地元民っぽい人がちらほらと、その先のほうへ歩いていく。ついていくと、霧の中にストゥーパが見えた。

 

19091208stupaSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

その先に僧院があった。

 

19091209dodrulgompaSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ド・ドゥル・ゴンパという。「ニンマ派の高僧トゥルシック・リンポチェによって1945年に建立された」とある。そしてここでもカリンポンのトンサ・ゴンパのように、なぜかブータン人の姿をちらほら見かける。シッキムに伝わるチベット仏教の宗派は、ダライ・ラマが属する主流のゲルク派とは別の、ニンマ派が多い。ブータンでもカギュ派系のドゥク派とともにニンマ派も多く、通じるところはある。だが、それでもなぜわざわざ、直線距離は近くても陸路では丸一日以上かかるブータンから参拝者が訪れるのだろうか。英語が通じそうな僧を見つけて「クズザンポ。(←これはゾンカ語(ブータン公用語)の挨拶)なぜここはブータン人がたくさんいるのか」と尋ねる。しかし残念ながら「クズザンポ」以外は通じなかったみたいで「あんたも中に入れるよ。ほら」という感じで奥のほうを指差される。またブータン人と思われたんじゃないかと感じつつも、遠慮がちに建物の中へ入る。ゴンパはチベット語で「僧院」という意味だけど、ここにはホテルのように部屋がたくさんあり、僧房だけでなく巡礼者を泊める宿坊も兼ねているようにも見えた(撮影は自粛)。

 

19091210ropewaySikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

このド・ドゥル・ゴンパの近くに、ロープウェイの乗り場がある。鉄道がないシッキム州では貴重な、鉄道系の乗り物だ。ロープウェイの路線はここから、町の中心に近い、MGマーグから200m離れたところまで中途半端に伸びる。全長約1km。この中途半端さも謎ではあるのだけど、施設や車両に年季が入っているように見えたので、むかし試験的に少しだけ作ってみた路線を、そのまま現在まで残し続けて営業しているのかと思った(…のだけど後で調べたら2003年に開業したようで、意外に新しかった)。客は私ひとり。座席がなく、殺風景な車内。天気がよければ眺望も楽しめたのだろうけれど、雨の中をいくロープウェイから確認することができたのは、霞む下界の町並みだけだった。所要時間10分。

 

19091211underviewSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ガントクに三日間滞在して、この町のおよその感じはつかむことができたような気がした。ガントクから足を伸ばし、中国国境のナトゥラへ車をチャーターして往復できないか聞いてみたけれど、外国人(とりあえず日本人)は不可とのことだった。センシティブな事情がなければシッキム州で滞在できる町はもちろんほかにいくらでもあるのだけど、天気が悪いため、道路事情などを考えて行かなかった。天気がよければぜひとも行きたかったけれど。こういうところは、地方のほうが絶対に魅力があるような。

| | Comments (0)

September 11, 2019

[Journey] Kalimpong~Gangtok / INDIA '19. 9.11

この辺り、というかインドの山岳地帯で最も頼りにされている乗り物は、ジープだ。そしてジープは、ここでは乗り合い自動車として使われることが多い。乗り合いジープでシッキム州の州都・ガントクへ。

 

19091101sharejeepWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

30分くらい客を待ち、5人集まったところで出発。

シッキム州はむかし「シッキム王国」という独立国で、1975年にインドに編入された。そんな歴史的事情と、中国・ブータン・ネパールと三ヵ国もの国境に接しているという地理的な理由から、入域許可証を必要としているのだろうと思われる。

シッキムの州境では許可証のチェックがあるという。だいたいこういったところでは外国人だけでなくおそらくインド人も身分証明書のチェックくらいはされるだろうから、そのうちどこかで停車するか、と油断ぎみに車窓を見ていると、車はチェックポイントがあるランポという町を通過しようとしていた。あせって、運転手に「チェックポイントは?」と背後から声をかけて車を停める。

 

19091102rangpoSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

下車したのは私ひとり。チェックポイントのある事務所を100mほど過ぎていた。チェックが必要なのは外国人だけのようだ。カリンポンで乗車した時に、私が外国人だというアピールが足りなかったか。事務所へ行き入域許可証とパスポートを提示すると、その両方にスタンプを押された。

 

シッキム州に入り、山の斜面に建つ家がぽつりぽつりと間隔を空けて点在する光景が目に入る。これまで訪れたことがあるところの中でどこにいちばん雰囲気が似ているだろうか、と考え、やはり…というか、ブータンだと思った。ここからブータン国境まで、直線距離でわずか30kmだ。

 

19091103sikkimSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

カリンポンから3時間半でシッキムの州都であるガントクに着く。

 

19091104flagofskmSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

通りに向かって旗を掲げる家が目につく。かつてのシッキム王国の旗だろうかと思ったら違った。シッキム革命戦線(SKM、Sikkim Krantikari Morcha)という地方政党の旗だった。考えてみれば前体制の旗など堂々と掲げられるものではない。そしてよく見ると、なぜか電気スタンドの絵が描かれている。いくらなんでも国旗に電気スタンドはないだろう。

宿を見つけて、部屋チェック。

 

19091105roomofsikkimhotelSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

四階にあり、見晴らしがよい。だが部屋をチェックしたときには見落としていたのだけど、窓にカーテンが付いてなかった。今まで、窓のない部屋に泊まったことはあるけれど、窓があってカーテンがない部屋というのはおそらく初めてだ。もっとも、近くからこちらを覗けそうな建物はなさそうだし、覗けたところで多くの人にとっては敢えて私の裸を見る価値もなさそうなので、カーテンなしで妥協する。一泊朝食付きで1,000ルピー(¥1,500)。値段を考えると、部屋自体は掃除も行き届いていてまあまあきれいなので、悪くない。

| | Comments (0)

September 10, 2019

[Journey] Kalimpong / INDIA '19. 9.10

19091001kalimpongmorningWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

朝のカリンポン。晴れていれば、山がきれいに見えていただろう。

 

19091002tongsagumbaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

「ブータン寺」の異名を持つトンサ・ゴンバ。看板には「TONGSA GUMBA」と書かれている。ブータンにも「トンサ」という町がある。しかしブータンのトンサは「Trongsa」と書く。また「僧院」という意味の言葉はチベット語では「Gompa」、ブータンの公用語であるゾンカ語では「Goempa」と綴る。もっともブータンのTrongsaは「トンサ」とカタカナ読みで通じるし、「Gompa」「Goempa」と「GUMBA」の違いも些細なことなのかもしれない。またゾンカの綴りについては、「あれは格好つけるためにわざわざ凝ったスペルにしているだけだ」と、むかしブータン人から聞いたこともある。

 

19091003bhutanesemanWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

トンサ・ゴンパの建物の中にはブータン国王夫妻の写真が飾られており、境内ではゾンカ語を話すばあさんやブータンの民族衣装のゴを着たおっさんを見かけた。由来はわからないけれど、やはりブータンにゆかりはあるようだ。

 

19091004tharpacholinggompaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

市街地の北のはずれにあるタルパ・チョリン・ゴンパは見晴らしがよい斜面に建つ、1922年に建てられた僧院。

 

19091005museumWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

建物内に小さな展示館が作られていて、たまたま会ったひとりの僧侶がおよそ一時間もかけて所蔵品を説明してくれた。恐縮する。写真撮影禁止の掲示があったけれど、僧侶から撮影許可をいただいた。

 

19091007borderWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

インドと中国の国境・ナトゥラの写真。ほとんどチベットの風景だ。

 

19091006tibetanletterWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

チベット文字で書かれた手紙。読めないけどかっこいい。

カリンポン周辺は、近代にブータン領だったことがあった。1706年にブータン王が侵攻し、この近辺の土地を当時のシッキム王国から奪い取ったのだ。しかし1864~5年に起きたイギリス領インドとブータンとの戦争で、カリンポンはイギリスの土地となった。この戦争でブータンを保護国としたイギリスは、ブータンに土地を提供して「ブータンハウス」という施設を作らせた。外交権を失ったブータンにとって、大使館の代わりに外国との窓口となったのがカリンポンのブータンハウスだった。ブータンは1971年に国連に加盟するまで鎖国政策をとっており、その間、ブータンハウスは唯一の外交拠点だった。当時ブータンを訪れた外国人の記録を調べると、必ずといっていいほどブータンハウスに関する記述がある。

ブータンハウスに大使館並みの特権を与えるため、イギリスはこれを建てるための土地をブータンに提供した。従ってブータンハウスのある場所「だけ」はブータン領の飛び地として残った。現在のブータンはインドなど国交のある国には普通に大使館を置いているため、ブータンハウスは設立時の役割を終えた。領土の飛び地状態についても、極秘裏に飛び地状態が継続しているのであればともかく、現在もそうだという情報はいくら探しても確認できなかったため、とっくにそうではなくなっているのだろう。

しかし地図で見ると、ブータンハウスは今も存在している。

 

…ふむ。

それでは行ってみましょう。

 

19091008bhutanhouseWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

カリンポン市街地からおよそ4km歩き、ブータンハウスの門の前に着く。

単なる警備員にしてはごっつい銃を持つ二人のインド人男性と目が合った。私の顔を見て「ブータン人…」と呟きながら門扉の鍵に手をかける。

あ、これはもしかしたら…と思い「いや、俺、日本人だけど…日本人は入っちゃダメなのか?」と尋ねる。

すると彼らは表情を変えて「ブータン人以外はダメだ」と言い、私の前に立ちふさがった。

聞いておいてよかった。入ってからトラブルになるよりマシだ。しかし「じゃあ建物の写真を外から撮るのは?」と聞くと、それもダメだと言われる。せっかく来たのに外観の写真すら残せないのはおもしろくない。「じゃあスケッチするのはどうだ?」というと、沈黙したので、手帳に描く。

19091009myimageofbhutanhouse
(←これ)

ここまで書いたところで「もうそのくらいにしておけ」と言われたため、あきらめて撤収する。残念だけれど仕方がない。こちらも明確な目的があって来たわけではないのだから、無理は言えない。

警備員のひとりが「俺、日本に観光で行ったことがあるよ」と話してくれた。日本の感想を聞くと「Slowly,Slowly…」と答えていた。何がSlowlyだったのかは教えてくれなかった。

なお私が撮らせてもらえなかったブータンハウスの外観画像は、Wikipediaに掲載されている(…)。

町への帰り道で、神輿に遭遇した。時期的にヒンディーの祭り・ダサイン(Dasain)だろうか…自信はないけど。

 

19091010maybedasainWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

チベット系の顔立ちの人が目立つこの町でも、祭りは宗派に関係なく皆が楽しんでいた。

| | Comments (0)

September 09, 2019

[Journey] Siliguri~Kalimpong / INDIA '19. 9. 9

シリグリから北へ、中国との国境に接するシッキム州に行こうと考える。しかしシッキムへ行くには入域許可証を持っていなければならない。入域許可証は、シッキム方面のバスが発着するバススタンドにあるシッキム観光局で取得できる。

 

 

19090901busstationWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

「何も準備せず申請書に記入し提出しただけで入域許可証を取ることができた」という話もネットにあったので若干油断気味にシッキム観光局へ行くと、「写真(インドビザ申請時と同じ4cm×4cm)とパスポートのコピー(名前・顔写真のあるページと、ビザのあるページ)も用意しろ」といわれる。写真はビザ申請時に撮ったときの余りを持ってきていたからよかったけれど、パスポートのコピーはない。「ここでコピーできるのか」と尋ねると、「お店でコピーを取ってこい」とのこと。

インドにコピー屋が存在するのか今までまったく意識したことがなかったけれど、教えてもらった方向に行ったところ、「XEROX」と扉に手書きされたよろず屋があった。

 

19090902copyshopWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

セルフコピーではなかった。店の親父にパスポートを渡して、奥に置いてあるコピー機でコピーをとってもらう。1枚4ルピー(¥6)。

申請書類を揃えて提出すると、チベット顔の女性職員から「それから、5ルピー(¥8)」と言われる。思わず「…は?5ルピー?」と聞き返す。お姉さんの顔をうかがうと苦笑していたので、本当に手数料なのだろう。ワイロにしては安すぎる。

こうしてようやく手に入れることができた入域許可証は、一枚の手書きの紙。手続きは、難しくはないけれど面倒ではあった。

 

19090903permitWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

いきなりシッキムへ行くのではなく、まず、西ベンガル州北端の町・カリンポンへ立ち寄る。ちょうどバスターミナルを発車しようとしていたカリンポン行きのバスを見つけて、飛び乗った。

車は山に向かって、上り一方の道を走る。ここで大変な失態をしてしまう。ポケットに入れた財布を落としてしまったのだ。それに気づいたのは、後ろの席にいた男性からポンと肩を叩かれて、財布を手渡されたときだった。きょうはダボッとしたズボンをはいていたのと、さっき不意に5ルピーを出したために財布のポジションがポケット内で浅めになっていたのが災いしたようだった。お札の数枚は抜かれても文句はいえないほどの間抜けっぷりだと我ながら思ったけれど、渡された財布の中身は無事のようだった。クレジットカードも入っていたので、もしここでこれらを失っていたら、死んだところだった。

あぁぁぁぁ後ろがいい人でよかったぁぁぁ。

ところどころで土砂崩れ跡を横目に見ながら山中へ入る。九月も半ばになろうとしているのに、まだ雨季の影響がある。道路事情の悪い山奥へ行くと、下手したら身動きがとれなくなる危険があるだろう。

3時間あまりでカリンポンに着く。カリンポンも20年前にダージリンを旅行したときの行きか帰りに一度立ち寄ったことがあったけれど、町の記憶はほとんどない。覚えているのは唯一、ここのモモ(チベット料理のひとつで、餃子っぽい食べ物)は、皮と形が中華まんのようだったことだ。
…ということで町に出るとまず食堂へ行って、モモを食べる。

 

19090905momoWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

画像は二人前。記憶は間違っていなかった。

 

19090904kalimpongcityWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

カリンポンは谷あいに沿って筋をひいて道を作ったような町で、狭い道路沿いに窮屈に家が建つ。人口は5万人、標高1,200m。

一泊して、町を歩くことにする。日が落ちると、結構冷える。

| | Comments (0)

September 08, 2019

[Journey] Siliguri / INDIA '19. 9. 8

…そして突然、インド東北部のバグドグラ空港にいる。

今回は、飛行機を乗り継いでさらに東のアッサム州を旅行するつもりだった。だが一週間前、アッサムが厳戒態勢にあることを知る。

インド、190万人無国籍の懸念 アッサム州、イスラム系中心(Yahoo!ニュース)

アッサム州で、インド国民であることを示す「国民登録簿(NRC)」の最終版が8月31日に発表されたのだが、それによれば申請者3032万人のうち190万人もの人が除外され、無国籍になる恐れが生じたそうだ。人権団体は「ムスリムが標的にされた」と批判している。既に拘束や国外追放を懸念して自殺者も出ており、政府当局は治安部隊2万人を配備して厳戒態勢を敷いたという。

このニュースを読んでまず、前々から治安悪化は予想されていただろうになぜ今まで報道されなかったのか謎に思った。

しかし失礼ながら、それほど報道する価値がない場所だとされているのだろう、と思い直した。私が見逃していたのかと考えて、最近のアッサムに関するニュースをあらためて検索しても「どこそこの店のタピオカミルクティーの茶葉はアッサム産で…」という話題くらいで、純粋な現地の情報は見つけることができなかったのだ。

きょうの夕方にここから出発するアッサムの中心都市・グワーハーティー行きの便を予約していた。けれども昨日日本を発ってからもモヤモヤと迷い続けた挙句、今朝になって乗らないことを決めた。LCCなので往復数万円の切符代は返ってこない。しかし、何しろタピオカミルクティーの茶葉の原産地として以外に話題がなかった地域で久しぶりにあったニュースが「無国籍者の大量発生とそれに伴う厳戒態勢」なのだ。これはもうよほどのことだと捉えるべきだろうと、石橋を叩く。

空港を出て、近くにある大きな町・シリグリへ行く。タクシーで30分。言い値500ルピー(¥750)を、400ルピー(¥600)にまけさせる。車を降りてから、リクシャーの客引きをしている男に適正料金はいくらかと聞くと「…300ルピー(¥450)かな」と言われた。

シリグリがある辺りは「シリグリ回廊」と呼ばれる。

 

416pxchickensneckindia

Wikipediaより)

地図で見るとシリグリ付近(赤丸がついているところ)は内陸部でありながらインド領土は幅30kmの細長い形をしており、それが「回廊」に例えられる。南はバングラデシュ・北はブータン・西はネパールに接する。そして東はインド東端のアッサム地方に通じ、交通の要所にあたる。だがそれ以外に特に見どころはない。人口は50万人。

20年くらい前にダージリンを訪れたとき、一度ここへ立ち寄ったことがある。けれどもそのときはシリグリのバスターミナルでバスを乗り換えただけだったので、町の記憶はほとんどない。しかし雰囲気は20年前とほとんど変わっていないようにも感じられる。

 

19090801siliguricityWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

とりあえず開いている食堂を見つけてカレーを食い、今後の行程を考える。

 

19090802curryshopWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

今晩はシリグリ泊。

| | Comments (0)

September 24, 2015

線量

せっかく持っている線量計なので、この旅の中で何回か使ってみた。


1509241leh
Leh (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

レーで滞在していたゲストハウスの敷地内で計ったもの。旧王宮で計ると0.10μsv/hだった。こんな土地でも、場所によって値に結構な差が出る。


1509242airindia
Ladakh (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

レーからデリーに飛行中のエア・インディア機内。あとで調べたところ、国際線の機内ではもっと高い値が出るようなので、高度が比較的低かったからこの程度だったのかもしれない。


1509243delhi
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

デリーっす。


1509244bangkok
Bangkok (THAILAND), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

バンコクのワット・トライミット。

この線量計では0.05μsv/h未満は計測不可能なのだけど、今回、計測できなかった所はなかった(国内では、西日本で計測不可能なことが何度かあった)。

いろいろ知ってみることは無駄ではない。

| | Comments (0)

September 21, 2015

[Tour] Delhi / INDIA '15. 9.20~21

レーからデリーへ戻る飛行機は往きに乗ってきた便の折り返しになるので出発時刻も早く、朝8時20分となっていた。宿から空港までは車で15分程度で行くことができるため、それほど早起きする必要はないようにも思ったけれど、念のためにフロントで尋ねる。

「…6時に出発だな」

マジかと思い聞きなおしたところ、インドの国内線は、時には国際線よりもチェックが厳重らしいので2時間前には空港に着いておく必要があるとのこと。

実際、6時半ごろに空港に着くと、建物の前には数十人の、搭乗客の列ができていた。都合3回の荷物検査を受け、無事に機内の人となる。


15092001lehairport
Leh (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

レーへの往復については、フライトキャンセルに備えて日程にバッファーを持たせていた。リコンファームで電話をかけたときにエアインディアのスタッフからも、「レー行きは欠航が多いから」と言われていた(ちなみに現在エアインディアでは、予約時にこちらの連絡先を伝えておけば国内線もリコンファーム不要とのこと)。けれども、往きも帰りもほぼ定刻だった。

デリーの空港から電車を乗り継いで地下鉄のVidhan sabha駅で下車。駅前で「マジュヌカティラ!」と声をかけられた乗り合いのオートリクシャで10分、大通りの脇で車を降ろされる。


15092002roadindelhi
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

不自然に木が覆いかぶさったように見える門らしきものがある。たぶん、あれだ。


15092003gateofmajnukatila
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

マジュヌカティラと呼ばれるこの一角は、デリーのチベット難民居留区として知られている。大通りと、数十メートル離れた川に挟まれた長さ数百メートルの間の地域に建物が密集しており、食堂や商店はもちろんのこと、ホテルや寺院(らしき建物)まである。


15092004cenreinmajnukatila
15092005centrinmajnukatila2
15092006shopinmajnukatila
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

今回の旅はこの際だからチベット尽くしということで、ここに宿を取る。レストランでは、レーで食べてきたチベット料理だけでなく、ブータン料理をインド風に1枚のプレートに纏めた"Bhutanese Talhi"というのを出す店まであったので、久しぶりにブータン料理をいただく。ブータン人もここに来るのだろうか。


15092008bhutanese
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

ごちゃごちゃしていることさえ除けば食うものや住むところには困らないので、ひとまずクールダウンするには良い場所だ。

| | Comments (2)

September 19, 2015

[Tour] Ladakh / INDIA '15. 9.19

もともとは今日もレーからバス等で足をのばすつもりでスケジュールをたてていた。しかし、まだ頭痛が少し残っている。無理をして移動したところで、行く先は結局、僧院だし、大して変わりがないような気がしたので、比較的容易に行けそうな、レーの町からそう遠くない丘にあるシャンティ・ストゥーパへ足を運ぶことにする。


15091901entrance
Leh (INDIA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 9)

入口に半角カナで「ラダックシャンティストゥパー」と書かれているのは、このストゥーパ(仏塔)が日本人の手で作られたことのSuggestionでもある。


15091902templeentrance
15091903temple
Leh (INDIA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 9)

仏塔のそばにある僧坊には「Since 1985」とあるけれど、説明によれば、日本山妙法寺山主・藤井日達の下で出家得度した中村行明師が、1991年、ここにストゥーパを建てたという。


15091905stupa
15091906instupa
Leh (INDIA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 9)

チベット様式と違い、どちらかというと上座部仏教のスタイルに近い仏塔は、ここでは異彩を放つ。

しかしこのストゥーパからの眺めが、レーに来てから見た中でもっとも雄大なものだったことも、正直に書き加えておく。


15091907view1
Leh (INDIA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 9)

市街へ戻る道を下る。とんでもないところに道が通じているように見えるけれど、20分も歩けば、街に着く。


15091908view2
Leh (INDIA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 9)

市街にいくつかあるチベット人マーケットで土産を買って、本日の行程終了。


15091910tibetanmarket1
15091911tibetanmarket2
Leh (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)


埃っぽい町の中を頭痛をこらえて歩き回るより、まったりと日なたぼっこをしているのが、実はここではいちばん快適で贅沢な過ごし方のような気がする。


15091909lehcity
Delhi (INDIA), NIKON COOLPIX P340 (2015. 9)

| | Comments (0)