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September 18, 2019

[Journey] Darjeeling / INDIA '19. 9.14~18

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紅茶の産地として有名なダージリンへ行く。ダージリンはこの辺りでは観光スポットが比較的多い町なので、少し長めに滞在しようと考える。

ガントクからダージリンへ行く乗り合いジープは11人乗りの大型車。きっぷに座席番号「8」と書かれていた。販売順に番号を振っただけで実際の座席の場所など適当だろうと思って窓際の空いていた席に座ると、運転手から「そこじゃない」といわれた。車内に表示はなかったけれど、前列の助手席2席と後部座席の二列×4席に、暗黙のうちに前から順番に座席番号が振られているようだった。この車で、昼食休憩込みで四時間かけてダージリンへ。

 

19091802breakinjeepWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

休憩中に撮った、乗り合いジープ。このときは晴れていて、運転手は余裕こいて洗車をしていた。

しかしダージリンに着くと、また、雨。さすがに九月も中旬になれば雨季も終わる兆しが見えるだろうと思っていたのに。宿でフロントのじいさんに聞くと、「昨日は晴れていたんだけど、今朝から降り始めた…」という。「明日は晴れるよね?」と期待をこめて尋ねると、「…たぶん」と、力なく返事をされた。無意識に厳しく問いただしてしまったようだった。じいさんに天気を決める力はない。

 

19091803chowrastaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ダージリン市街の中心にある、チョウラースター広場。ダージリンは人口12万人。天気がよければ、もっと華やいだ雰囲気だっただろうと感じる。

さて。結論からいうと、ダージリンに五泊し、その間に晴れ間が見えたのは合計して4、5時間くらいしかなかった。ガントクにいたときより天気は悪かった。そして、気温も想像より低かった。ダージリンの標高は2,042m。その高さを、ここに来てから調べて知った。インド人は三枚くらい服を着込んで町を歩いている。動いていればTシャツ一枚でもなんとか過ごせたけれど、室内にいるときや夜には寒さを感じた。

 

19091804laundryWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

宿の部屋から見える家では、同じ洗濯物を何日間もずっと干し続けていた。私も、室内に干したパンツが二日めになっても乾かないことにイラついた。

ダージリンは、カリンポンと同じように昔はシッキム王国の領土だった。その後、ネパール・ゴルカ王国による支配を経て1816年にイギリス東インド会社領となった。そしてそれまで「ドルジェ・リン」(rdo rje gling、チベット語で「雷の地」という意味)というチベット感が丸出しだった地名は、イギリス人が呼びやすい「ダージリン」に改称された。

市街地の近くに"Mahakala Temple"という寺があった。この近辺にあるチベット仏教の寺院は、英語で" Monastery"、またはチベット語で「僧院」の意味の"Gompa"と表記されることが多い。"Temple"は珍しいな、と思って行くと、元は仏教寺院だったのをヒンディーが上書きしたような姿だった。

 

19091805mahakaratemple1West Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

この地域の支配者の変化に伴って変わったのだろう。境内には、チベット香とは違う、インド香のケミカルな匂いが漂う。

 

19091806mahakaratemple2West Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ちなみに寺院の名前になっている「マハーカーラ」はヒンドゥー教のシヴァの別名のひとつであると共に、仏教でも同様に神とされ、「摩訶迦羅」等と表記される。

 

19091807churchWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

寺院から町へ戻る途中には教会があった。これは植民地時代にイギリス人のために作られたものだろうと、容易に推測できる。この町には、五大宗教のうち三つの宗教が揃う。

ダージリンから6km南にあるグームには、街なかにチベット仏教僧院がいくつかある。グームへは乗り合いジープのほか、列車で行くこともできる。ダージリンとシリグリの間を結ぶダージリンヒマラヤ鉄道で、これもやはりイギリス植民地時代の1881年に開通した。しかしこの路線は「軽便鉄道」と呼ばれる低規格で作られ、車両は一般のものに比べて小さく、線路の幅も狭い。平均速度は約10km/h(…)といわれ、乗り合いジープの倍以上、時間がかかる。この鉄道は現在、その前近代的な設備を逆手にとって、開業時に作られた蒸気機関車が引く列車を観光用に走らせている。だがその列車の運賃を調べると、観光客の足もとを見た高価なものだった。グーム往復が1,500ルピー(¥2,250)。乗ったら、あとは座っているだけの、時速10km/hとしてもせいぜい1時間ちょっと程度の乗車時間にかかる運賃としてはいかがなものかとも思う…けれども、旅行時の財布の紐のユルさを考えればためらうほどの額ではない気もした…けれど、それでもなんだか無駄な出費のような気がしたので…

 

19091808railWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

…線路沿いを歩く。しかし線路は車道のすぐ脇または道路の中を通っており、そしてその道路も狭いため、車を避けようとして何度も線路内に入ってしまう。

 

19091809sakyagompaWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

グームの町に近いチベット僧院、サクヤ・ゴンパ。この日はすべてが霧と雨の中。

 

19091810goomstnWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

そしてグーム駅。この鉄道で最も高いところにあり、そして、世界で三番めに高所にある駅だと駅構内に説明があった。標高2,258m。終点のダージリンは、ここから少し下るらしい。

しかし世界で三番めに高い駅というのは、ふつうに考えて世界で一番とか二番とか高いところにある駅の近所にあるものではなかろうかと思う。深く追究はしなかったけれど。

駅には鉄道博物館があるけれど、入り口で「Close」と言われる。蒸気機関車の引く列車をグーム駅近くで撮る。

 

19091811trainWest Bengal(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

現代の目線でとらえればおもちゃのような列車が、商店の軒先をピーピー汽笛をいわせながら通っていった。だがこの列車は、観光用だけどおもちゃではないところがミソだ。

小さな食堂に「WAI WAI」と書かれているのを見つけ、懐かしく思って店内へ。WAI WAI は昔からインド及び周辺の国でメジャーに売られているラーメンのひとつ。私がブータンに住んでいた20年前は8~10ルピー(当時のレートで¥20~25)で売られていた。数少ないカレー味以外の食べ物として、在住の外国人には親しまれていた。少なくとも私の周りでは。

端的にいえば普通の袋入りインスタント麺なのだけど、これを調理して客に提供する食堂もまた、昔から多くある。今回はトッピングで溶き卵を落としてもらう。40ルピー(¥60)。これを食べるのは、たぶん20年ぶりだ。

 

19091812waiwaiWest Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

…あれ?意外と旨い。

20年ぶりだからだろうか?

…ということは、

…次に食うのは20年後にしよう(…という感想から、味については察してください)。

 

19091813viewpoint West Bengal(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

晴れていればヒマラヤの山が見渡せていたはずの展望所。単なる雨宿りポイントとしてしか機能していない。

そして雨の中、下り坂で、苔むした石に足をとられてころんでしまった。肘をすりむいたけれど絆創膏を持っていなかったので、町の薬局へ。「絆創膏」という英単語が口から出ず"Tape for Injuring"というと、バラ売りしてくれた。二枚で5ルピー(¥8)といわれる。値段は適当な気がした。

負傷したところで町歩きは諦め、土産の茶とチベット香を購入。茶は適当なやつを言い値で買ったけれど、言い値でもそんな高くは感じなかったので、まあいいやと思う。

 

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