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September 13, 2019

[Journey] Gangtok / INDIA '19. 9.12~13

19091201rainySikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

しかし天気が悪い。カリンポンにいたときも朝晩などに小雨が降っていたけれど、それより悪天候の時間帯が長くなっている。なるべく雨のやんだときを見計らって外出するようにしたけれど、しばらくすると、また降りだす。結局、この町に滞在している間は傘を手放すことができなかった。

 

19091202signalboxSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ガントクの町には信号機がない。信号機のない国として知られるブータンで見たものと同じようなボックスで警官が、人力で交通整理している(上の写真では警官が張り切って?ボックスから出ている)。

シッキム州は、インドに28個ある州の中で最も人口が少ない。人口は62万人。そのうち10万人がガントクに住む。町の中心部に巨大スーパーマーケットがあった。

 

19091203supermarket19091204insupermarketSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

陰気な迷宮を思わせる外観だったけど、中は商店や生鮮品を扱う市場があり、健全に賑わっていた。

 

19091205palaceruinsSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

王国時代に王宮があった辺り。高い城壁があり、中の様子をうかがうことはできない。

シッキム王国は、先住民のレプチャ人が住んでいた地域にチベットから亡命したブティヤ人が移住して、1642年にブティヤ人のプンツォ・ナムゲルが建国した。しかしその後ネパールやインドからの移民が増え、最終的には住民投票によってシッキム王国は消滅した。シッキム王国消滅時の人種構成はネパール系が75%を占め、チベット系のレプチャ人やブティヤ人を圧倒していた。だが、いまガントクの町を歩いていて、インド・ネパール系の人がチベット系に比べて圧倒的に多い、というほどにも見えない。もちろん、地域による偏りはあるのかもしれないけど。

 

19091206mgmargSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ガントク最大の繁華街といわれるMGマーグ。この町でいちばんお洒落なエリアなのだけど、どことなくのどかさが漂う。

 

19091207encheygompaSikkim(INDIA), SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 9)

ガントク市街地から3kmのところにあるチベット仏教の寺院、エンチェイ・ゴンパ。地図で見ると丘の上にあるけれど、見晴らしはよくなかった。天気がよくなかったせいもあったけれど。

ガントクの町の南のはずれのほうに「チベット学研究所」というチベット仏教関連の博物館がある。行ってみたけれど、休館だった。しかし地元民っぽい人がちらほらと、その先のほうへ歩いていく。ついていくと、霧の中にストゥーパが見えた。

 

19091208stupaSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

その先に僧院があった。

 

19091209dodrulgompaSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ド・ドゥル・ゴンパという。「ニンマ派の高僧トゥルシック・リンポチェによって1945年に建立された」とある。そしてここでもカリンポンのトンサ・ゴンパのように、なぜかブータン人の姿をちらほら見かける。シッキムに伝わるチベット仏教の宗派は、ダライ・ラマが属する主流のゲルク派とは別の、ニンマ派が多い。ブータンでもカギュ派系のドゥク派とともにニンマ派も多く、通じるところはある。だが、それでもなぜわざわざ、直線距離は近くても陸路では丸一日以上かかるブータンから参拝者が訪れるのだろうか。英語が通じそうな僧を見つけて「クズザンポ。(←これはゾンカ語(ブータン公用語)の挨拶)なぜここはブータン人がたくさんいるのか」と尋ねる。しかし残念ながら「クズザンポ」以外は通じなかったみたいで「あんたも中に入れるよ。ほら」という感じで奥のほうを指差される。またブータン人と思われたんじゃないかと感じつつも、遠慮がちに建物の中へ入る。ゴンパはチベット語で「僧院」という意味だけど、ここにはホテルのように部屋がたくさんあり、僧房だけでなく巡礼者を泊める宿坊も兼ねているようにも見えた(撮影は自粛)。

 

19091210ropewaySikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

このド・ドゥル・ゴンパの近くに、ロープウェイの乗り場がある。鉄道がないシッキム州では貴重な、鉄道系の乗り物だ。ロープウェイの路線はここから、町の中心に近い、MGマーグから200m離れたところまで中途半端に伸びる。全長約1km。この中途半端さも謎ではあるのだけど、施設や車両に年季が入っているように見えたので、むかし試験的に少しだけ作ってみた路線を、そのまま現在まで残し続けて営業しているのかと思った(…のだけど後で調べたら2003年に開業したようで、意外に新しかった)。客は私ひとり。座席がなく、殺風景な車内。天気がよければ眺望も楽しめたのだろうけれど、雨の中をいくロープウェイから確認することができたのは、霞む下界の町並みだけだった。所要時間10分。

 

19091211underviewSikkim(INDIA), CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 9)

ガントクに三日間滞在して、この町のおよその感じはつかむことができたような気がした。ガントクから足を伸ばし、中国国境のナトゥラへ車をチャーターして往復できないか聞いてみたけれど、外国人(とりあえず日本人)は不可とのことだった。センシティブな事情がなければシッキム州で滞在できる町はもちろんほかにいくらでもあるのだけど、天気が悪いため、道路事情などを考えて行かなかった。天気がよければぜひとも行きたかったけれど。こういうところは、地方のほうが絶対に魅力があるような。

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