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April 2019の4件の記事

April 30, 2019

[Journey] 北海道函館市~青森県大間町 '19. 4.30

学生時代に初めて北海道に渡ったときは、18きっぷを使って青森から青函連絡船に乗っていった。連絡船の函館港は鉄道駅と隣接していて、改札を出ずに跨線橋を渡って列車に乗り換えることができた。きょうは逆にフェリーで本州に渡る予定だけど、函館から船に乗るのはそのとき以来だ。

フェリーの乗り場も、駅のすぐそばにあるものだと思っていた。しかし念のため昨日の晩に調べたところ、函館駅からバスで30分かかることがわかった。バスは船の便に接続するように出発するということだったけれど、調べていなければ乗りそこなっていたかもしれなかった。

 

19043001hakodateftHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

今日乗るのは青森行きではなく、大間(おおま)行きのフェリー。

 

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大間は下北半島の先端にあり、函館から17km。北海道から直線距離でもっとも近いところにある本州の町だ。大間行きの津軽海峡フェリーは1日3便、所要時間は1時間30分。

 

19043002ferryforohmaHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

青森行きのフェリーは4時間かかるので乗船時間は短いけれど、大間から下北半島を抜けるのに車で2時間。車の代わりに路線バスと鉄道を乗り継いでいくともっと時間がかかるので、名実共に本州までの最短ルートであるとも言いがたい。

 

19043003intheferryHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

座敷席はこんな感じ(※ボカしてあります)。これ以上乗ってきたら暑苦しいので、おそらくこれでほぼ定員いっぱいではないかと思う。

天気は曇り気味だったけれど風がなかったので、ほとんど揺れを感じることなく定時に大間に着いた。

 

19043004ohmaportAomori, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

大間は本州最北の地である大間崎があることとマグロの一本釣りが有名であること以外に具体的な見所があるわけではない。

 

19043008ohmacityAomori, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

だがおそらくそれらのみをネタとした土産物屋などで、大間崎の周辺は旅行者で賑わっていた。

 

19043005ohmasakiAomori, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

晴れていれば北海道が見えるというけれど、ついさっきまで北海道にいた身としては、どうでもよかった。やがて雨が落ちてきたので、きょうはこれまでとする。

 

19043006holidayinohmaAomori, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

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April 29, 2019

[Journey] 北海道森町~函館市 '19. 4.29

19042901inthetrain Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

一両編成の函館行き列車の乗客は、途中から、私と、もうひとりの旅行者っぽい若い男性の二人だけになった。いくら鈍行とはいえ、ゴールデンウィーク中の函館本線で、これはないだろうと思う。JR北海道の乗客減は、実は相当深刻なのではないか。今日は天気がよいので、寄り道しながら函館へ向かうことにする。

まず森駅で途中下車。ここはデパートなどの駅弁大会でよく見る、いかめしを売っている駅として知られる。2009年7月にも来たことがある。そのときは駅前にある弁当屋で、できたての温かいいかめしを買って食べた。それから駅付近を歩いたけれど、特に印象に残った場所はなかった。

 

19042902ikameshishop Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

そして今日も、同じ店でいかめしを買う。

温かいいかめしは旨い。しかしいかめしは冷めると飯が固くなり食感が今ひとつになってしまうので、個人的には駅弁として評価すると今ひとつな気がする。そしてこのいかめし、質素ないでたちの割に値段は¥780になっていた。駅弁は贅沢品だ。


19042903ikameshiHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

駅前に「桜まつり」の掲示があったので、会場の公園へ足を運ぶ。

 

19042904cherryfestHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

けれども桜はまだ一~二分咲き程度だった。だがこの数日で一気に咲きそうな勢いも感じられた。

続いて、桜を見て思い出した場所へ向かう。北海道新幹線との乗換駅・新函館北斗へ。ここも2017年5月に訪れたことがある。そのときに見た法亀寺のしだれ桜を、再び見に行く。

前回にきたときは、桜は既に散りかけだった。けれど今回はまだ4月だし、まだ間に合いそうな気がした。

 

19042905shidarecherry Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

大きな一本桜は、きょうは七~八分咲きだった。日当たりのよいところから花が開き始めたように見える。

前回よりは美しい姿を見ることができた。

5月からゴールデンウィークの後半にかけては駅と寺の間を臨時バスが走るという案内があったけれど、今日は歩いて5kmの道を戻る。

函館駅に着いた頃には日が傾き始めていた。町は観光客で溢れている。だが、市内の主だった観光スポットはあらかた既に行ったことがあり、そして再訪したいところも特になかった。

 

19042906trum Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

市電に乗り、坂の上にある終点の駅から少し歩いたところにある神社へ。1445年・室町時代の創建といわれる、函館の総鎮守・函館八幡宮。

 

19042907hakodatehachimanHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

19042908gosyuin ここは初めて来たけれど、市街の喧騒からほどよく隔離された、居心地のいい空間だった。

今日はここまで。

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April 28, 2019

[Journey] 北海道長万部町~八雲町 '19. 4.28

長万部のゆるキャラ「まんべくん」。

 

1904281manbekunHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4) 

むかしはコメディアンの由利徹さんが「オシャ・マンベ」というネタを持っていた。由利さんは1999年に亡くなったので、若い人はこのネタを知らないかもしれない。しかし『長万部』の読みかたを知らないという人は、そう多くはないと思う。しかしまた、この町に何があるか知っている人も、多くはないのではないか。 

きょうは長万部を歩く。 

地名の由来は諸説あるけれど、有力とされるのは「オサマムペ」(アイヌ語で「カレイのたくさん捕れる河口」という意味)なのだそうだ。町の人口は5,300人。なので市街地は小さく、駅前にも商店は少ない。けれども若干のコンビニとツルハドラッグがあるので、日々の生活はそれで事足りる。 

 

1904282tsuruhadrugHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

 北海道のツルハドラッグは、薬や生活用品はもとより、食品、それも生鮮食品などまで扱っており、その存在意義は大きい。

 駅前からまっすぐ伸びる道路を5分くらい歩くと、海に通じる短い梯子がかかっていた。

 

1904283toseasideHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

太平洋に面し、函館と札幌を結ぶ北海道唯一の一桁国道・国道5号線が通じる長万部はJR函館本線と室蘭本線の分岐点でもあり、交通の要衝として知られる。長万部駅には特急列車が停まり、北海道新幹線が札幌まで延伸されるときには新幹線の駅もできる予定だ。

 1904284stationHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

長万部駅を発車する特急列車を撮る。

線路をはさんだ町の海側はツルハドラッグや町役場などの主要な建物が多くあることに対して、山側には、昨晩泊まった長万部温泉や長万部総鎮守の飯生(いいなり)神社など、どちらかというと歴史があるように見えるスポットが目立つ。

 しかし調べたところ、長万部温泉は意外に歴史は新しく、1955年、天然ガスの試掘中に偶然天然ガスと一緒に温泉が噴出したのがはじまりだそうだ。 

一方、長万部飯生神社は北海道の神社の中でも歴史があり、1773年(安永2年)に漁業の繁栄を祈念して建立された。

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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

 ご朱印をいただき、近くにある町民センターへ。

 ここには郷土資料室と「鉄道村」といわれる鉄道関係のものを集めたコーナーがある。郷土資料室で長万部町の歴史を学習。

 

1904287choumincentreHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

「1457年の『コシャマインの戦い』や1669年の『シャクシャインの戦い』で先住民のアイヌが松前藩に敗れ、和人の支配が強まった」と説明があった。もしアイヌが勝っていたら、今の北海道はまた違った姿になっていたのだろうか、と薄ぼんやり考える。それは、独立国かもしれないし、自治区かもしれない。領土問題は結局ほとんどが、理屈より力関係の結果のような気がする。

 

1904288railcentreHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

鉄道コーナー。北海道ではこういった鉄道関係資料の施設をよく見かけるけれど、裏を返せば、廃止された鉄道が多くあり、それらを惜しんで作られたものが多いように感じる。昼食は、宿の部屋に置いてあった町のガイドマップに載っていた海鮮ちゃんぽんの店へ行く。

 

19042810chanponshopHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

だらだらと歩いて、町からおよそ1時間。普通は車で行くところだろう。店に着くと、行列が10人以上あった。1時間かけて来ていなければ、間違いなく店に入らず戻っているところだった。とは言え先を急ぐ旅でもないので、無心で列に並ぶ。30分以上待って着席。ほどなくして着丼。

 

1904289kaisenchanponHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

…はい。 

食べ終わって店を出るときに入口を振り返ると、待ち人の列ははさらに長くなっていた。

 地図を確認したところ、長万部の隣の駅のすぐ近くまで来ていた。列車の時刻は調べていなかったけれど、駅に行ってみる。

 

19042811nakanosawastn Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

 中ノ沢駅。古い貨車を待合室にした、無人駅。その待合室に置かれていた駅ノート(駅を訪れた人が自由に書き込めるように有志によって置かれたノート)をぱらぱらめくっていると、達筆なイラストが目に留まった。

 

19042812stnnotebookHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

 特に何か名所があるわけでもない小駅。この作者も、気まぐれに列車を降りて時間を持て余した旅行者か。

長万部に戻るつもりだったけれど、時刻表を見ると、逆方向の函館方面の列車のほうが先に来ることがわかったので、それに乗り、30分後、適当に見つくろった八雲(やくも)駅で下車。

 

19042813yakumostnHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

「八雲」といえば、やはり、日本神話に出てくる「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」の和歌を連想するので、何かいわくがあるのかと少し期待していたけれど、普通の町だった。いや。普通にしてはこの辺では規模が大きい町だと思って駅を降りたところ、ここにも新幹線の駅ができるようだった。

戻りの列車が来るまでの間、この辺で見どころはないかと名所案内を見る。

 

19042814spotsinyakumoHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

そして特に何もせず過ごして、今日はここで終了。

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April 27, 2019

[Journey] 北海道室蘭市~長万部町 '19. 4.27

どんより曇った空の下、坂道を上る。

気温は6℃。年末に苫小牧で会った友人が「…しかし冬の北海道なんてわざわざよく来ますよねー」と、ボソッと漏らしていたのを思い出す。

あれから四ヶ月経ったのに、きょうの北海道も、春にはまだ程遠い。向かう先は室蘭・地球岬。

 

1904271capechikyu1 Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

地球岬に着いた。風が吹き荒れていた。

 

1904272capechikyu2Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

太平洋を見渡すことができるという地球岬。1985年に朝日新聞「北海道の自然100選」、1986年に北海道郵政局による「あなたが選ぶ北海道景勝地」、1987年に読売新聞による「新日本観光地100選」でそれぞれ第1位を獲得した道内有数の景勝地だ。

タクシーで来た外国人観光客のグループが、私のあとをついてきて私と同じアングルで写真を撮る。やがて悪天候と寒さにヤケになったのか、案内板の、ハングルで書かれた説明を大声で読み始めた。金をかけてここに来てこの寒さと天気では、ヤケになる気持ちも理解できないわけでもない。

坂を下り、駅へ戻る。3km先にある母恋駅。「ぼこい」と読む。「母」に「恋」と字面がよいので、無人駅にも関わらず入場券を売っている。

 

1904273ticketofbokoistn Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

だが地名の由来はアイヌ語の「ポクセイオイ(poksey-o-i)」(ホッキ貝の群生するところ)あるいは「ポクオイ(pok-o-i)」(陰になる所)なのだそうで、特に愛がある土地というわけではないようだ。

 

1904274bokoistnHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

列車を乗り継いで長万部へ向かう。

 

1904275sunsetHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

 

海岸に日が沈むのが見える。ここは太平洋なのにな、と疑問に思ったけれど、よく考えてみたら大きな湾に沿っているためだった。19時過ぎに長万部着。

 

1904276oshamanbestnHokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2019. 4)

駅から10分ほど歩いたところにある長万部温泉の、ひなびた旅館に泊まる。

 

1904277oshamanbespringHokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2019. 4)

風呂がシブいぜ。

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