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December 30, 2018

[Journey] 北海道帯広市~苫小牧市 '18.12.30

午前4時ごろ、地震で目が覚めた。帯広の震度は2。しかし隣接する町村は震度3だったので、たぶん、それなりに揺れた。これも今年9月にあった北海道胆振東部地震の余震だろうか。日本は、どこにいても地震が当たり前になった。


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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2018.12)

列車の時間まで市内を歩く。観光スポットの類は既に正月休みに入っているので、今朝もまた、安易に神社へ足を運ぶ。


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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2018.12)

18123003gisyuin1910年創建の、帯廣神社。ここも初詣準備中で忙しそうだったけれど、書き置きのご朱印をいただくことができた。

今日は苫小牧まで移動する予定。

当初は帯広から100km南の襟裳岬へ行き、そこから海沿いに苫小牧へ向かおうと考えていた。

しかし二日前に根室の納沙布岬の寒さと風を体験して、襟裳岬もまたクソ寒いだけではないかと、おじけづいた。おそらく襟裳岬のトップシーズンは、夏だ。冬場はバスの本数も減り、乗り換えの接続も悪かった。

「えりもの春は なにもない春です」

という歌が昔あったけれど、冬の襟裳岬は、春よりも一層、何もなさそうな気がした。寒さをしのげる場所がなければ、低温と、海からの風に長時間さらされるだろう。

おとなしく列車メインで移動する道を選ぶ。

昨日に引き続き、根室本線で西へ。

帯広から一時間少々かかって新得駅に着く。

ここから線路は二手に分かれる。滝川市の滝川駅へ向かう根室本線と、千歳市の南千歳駅へ向かう石勝線。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2018.12)

むかしは、札幌方面の長距離列車は根室本線を走って滝川へ向かっていた。しかし1981年に石勝線が開通してから、道央の千歳空港や札幌へは石勝線を通るほうが距離が短くなり、特急列車はすべて石勝線を走るようになった。新得以西の根室本線は、「本線」の名前はそのまま残ったけれど、普通列車のみの運行となり、事実上、単なるローカル線となった。しかも2016年に台風で付近の鉄道が被災したとき、石勝線はすぐに復旧したけれど、根室本線の新得と東鹿越の間は、そのときから2年以上にわたり不通のまま現在に至る。JR北海道は、この区間を復旧せずに廃止することを検討しているとか。もし鉄道がなくなったらこの区間を通る機会もなくなるように思ったので、列車代行のバスで、根室本線をさらに進むルートを選ぶ。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2018.12)

新得からの代行バスは一日5本。廃止が噂されるだけあって本数は少ない。もっとも、特急列車が走る石勝線のほうはといえば、普通列車は一本も走っていない。列車は全て特急だ(…)。北海道の地方部では、特急が走らないと、おそらくそれだけでどの路線も存在価値はぐっと下がるだろう。


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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2018.12)

13時58分の東鹿越行きバスは20人程度の客を乗せて出発。すぐに狩勝峠を登る。この峠は、日本海側と太平洋側の分水界なのだそうだ。

やがて、下界の眺望がひらける。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2018.12)

むかし根室本線は、不通になっている現在のものとはまた別のルートを通っていた。そのルートは眺望がよかったらしく、『日本三大車窓』のひとつと言われた。ひょっとすると、いま通っている、この場所と似た眺めだったのかもしれない。

天気がたまたまそうなのか、あるいは気候が違っているのかわからないけれど、峠を越えてから雪が深くなったような気がした。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2018.12)

列車の来なくなった駅で待つ客を数人ずつ拾いながら、一時間かけて東鹿越駅に着く。たぶん何もないであろう駅前の様子を見る間もなく、既に発車待ち状態の列車に直行。


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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2018.12)

さらに何度か列車を乗り換え、20時過ぎに苫小牧に着く。

北海道の中では大きな町のイメージがあった苫小牧。人口17万人。駅前から大きな通りが伸びている。しかし、開いている店がない。かろうじて見つけたコンビニで食料を買い込んでまっすぐホテルへ行くしかなかった…というか、コンビニがあってよかったとしみじみ思った、年の瀬の夜。


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Hokkaido, SONY α6000 with SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA (2018.12)

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