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July 15, 2017

[Journey] 北海道富良野市~比布町 '17. 7.15

昨晩は千歳の駅近くにあるホテルに泊まった。当初、軽い気持ちで札幌市内の宿を探していたけれど、ネットで予約できそうなホテルは全て満室だった。連休とはいえ、お盆でもないのにそれほど混雑するとは思っていなかったので、意外だった。だが札幌市内を巡るというわけでなければ、千歳は、空港は近いし、千歳駅始発の列車はあるし、移動目的で泊まるには悪くないなと思った。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

きょうは富良野へ向かう。

富良野は北海道の真ん中あたりにあるものだと、漠然と思っていた。千歳も北海道の真ん中あたりにあるイメージだ。ということは、あまり時間はかからないのではないかと考えていた。しかし実際には結構な時間がかかった。普通列車を乗り継いでいったということもあったけれど、朝7時の電車で発って、富良野駅に着いたのは11時少し前だった。特に、途中の滝川から富良野に行く普通列車は本数が少なく、いま乗ってきた列車の次は5時間後(…)。気ままに訪れるのもままならない。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)

富良野を訪れるのも、初めてだ。そしてなぜまた今日ここに来たかといえば、この駅と旭川を結ぶJR富良野線という路線もまた「まだ乗っていないJR北海道の路線」だからだ。

JR北海道で乗らずに残っている路線は、富良野線だけになった。なぜ富良野線が最後に残ったかといえば、富良野に特に関心がなかったからだった。しかし富良野は私の関心と無関係に、道内でも人気の観光地だ。そして富良野といえば、ラベンダー。

…ラベンダー。

しまった。まさに今が開花シーズンではないか。富良野に関心がないのに、わざわざ混みそうな時期を選んでしまった…とリアルに気がついたのは飛行機やら宿やら予約したあとだった。

しかしせっかく来たのだから、ひと目ラベンダーを見ておきたい。そう思いつつ駅前を歩く。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)

あった。さすが富良野。道端にラベンダーが咲いている。

ラベンダー終了。

さらに町を歩く。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

「北海へそ踊り発祥之地」碑。

「富良野市の位置が1909年に北海道の中心として測量され、その台座が本市の重要文化財として中心標公園に保存されています。この中心標は人間にたとえればヘソにあたるところから1969年にすずらん街の詩人によって『北海へそ音頭』の作詞と北海へそ踊りが創作され次いで北海へそ踊りが創作され本道を代表する夏祭りに成長発展しました」

碑の傍らにあった説明によれば、ここは正真正銘の北海道の中心のようだ。

さらに歩く。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)

17071506furanogosyuin駅から1kmほど離れたところに大きな神社があった。

「北方国土の返還なくして日本の戦後は終らない」の看板が目立つ、富良野神社。1902年に小祠を建立し、大国魂神・大己貴神・小彦名神を御奉祇申し上げたのが始まりとのこと。ここも昨日の夕張神社同様、ストレートな名前と立派な構えの神社だった。

ご朱印をいただき、駅へ戻る。

途中で、スマホを片手にGoogle Mapを見ていたひとり旅の中国人っぽい若い女性から道を聞かれる。一人で日本を旅する外国人女性というのは、自分の旅行経験を裏返し立場を変えて想像しても、私には勇者っぽく思える。

少人数のグループを含め、この町では個人旅行系の外国人旅行者が目につく。立場を変えて裏返してみれば私も海外で同じような旅行をしているわけで、共感を覚える。

これから乗るJR富良野線は全線54.8km。途中、やはりラベンダーが有名な町・美瑛などを通って旭川へ至る。これまで乗ってきた北海道のローカル線と比較すると列車本数は多く、1~2時間おきに走っている。

せっかくだからどこかで途中下車しようかとうっすら考えていたけれど、列車が混んでいて途中駅から乗ったときに座れないと辛いので、結局、富良野から席をたつことなく終点まで1時間20分、乗りとおす。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

15時頃、旭川着。これでJR北海道完全乗車。

途中下車せずまっすぐ来たので、予定より早く着いた。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

隣のホームに宗谷本線の列車が停まっている。特に目当てはなかったけれど、時間はあるので乗り換える。列車は比布(ぴっぷ)行きだった。30分で、終点・比布着。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

「ぴっぷ」といえば、エレキバン。ピップエレキバンのメーカーであるピップ株式会社は、大阪の会社だった。ちょっと意外。名前の由来も調べたところ「生き生きとした躍動感溢れる女性をイメージ」したものだそうで、比布とは関係なかった。一方、比布の地名はアイヌ語の「ピプ」または「ピピ」(「沼の多いところ」あるいは「石の多いところ」という意味)から来ているようだ。

むかし比布駅で撮影されたピップエレキバンのコマーシャルがテレビで流れていたのを覚えている。そのとき、同じ比布町内にある比布神社でもこの商品のコマーシャルが撮影されたそうだ。神社編は記憶になかったけれど、調べたところ比布神社は駅からそう遠くないところにあるので、足をのばしてみる。


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Hokkaido, CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000 (2017. 7)

17071512gosyuin2比布神社は1899年に入植者らによってこの近くにある石狩川河畔の瀬棚山に小祠が建立されたのが始まり。天照皇大神を祀り、開拓の成就・家内安全・郷土の繁栄と守護を祈念し祭事を行ってきた。

ここもまた、立派な構えの美しい神社だ。そして、ストレートな名前。これまで訪れた北海道の大きな神社は、いずれもこのような共通点があるのは、開拓者が入った時期と神道が盛んな時代が重なったためもあったのかと推測する。

社務所で、人のよさげな女性からご朱印をいただく。

境内には良縁成就・夫婦円満・子宝成就・子孫繁栄をお守りくださる大雪夫婦道祖神が祭られており、パワースポットのような雰囲気を感じる。

他に、町に何か見どころはあるか調べたけれど、近くにはもう無さそうだった。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)

一週間前までイチゴ狩りができたようだった。惜しかった。

駅に戻り、列車を待つ。

拾得物の掲示があった。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)


17ヶ月前に忘れ物として届けられた充電器、まだ駐在所に保管されているのだろうか。この町の人が皆、よい人に思えてきた。

本日はここまで。


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Hokkaido, SONY α6000 with SIGMA 19mm F2.8 DN (2017. 7)

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