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September 2016の10件の記事

September 22, 2016

線量 China~Thailand

16092101jinhong
Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

景洪(中国) 0.13μSV/h。


16092102huesai
Bokeo (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

フエサイ(ラオス)0.10μSV/h。


16092103chaingkong
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

チェンコン(タイ)0.05μsv/h。

ラオス・フエサイとタイ・チェンコーンというメコンをはさんだ両岸の町で値が違うのは誤差の範疇っすかね(今春、似た位置関係にあるヴィエンチャンとノーンカイで計ったときは、ラオス側のヴィエンチャンのほうが数値が低かった)。

だんだんアジアの線量の傾向みたいなのが把握できるようになってきた気が。

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September 21, 2016

[Journey] Bangkok / THAILAND '16. 9.21

常宿に近いヤワラーのチャルンクルン通りから、1番の赤バスに乗る。バスはチャルンクルン通りを南下する。見慣れない街並みが窓に映る。

終点、と車掌に言われて、下車する。


16092101terminal
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

タノントックという町だ。

ターミナルっぽく、降りたバスの傍らに、車に掲示される系統板などが並べられていた。


16092102board
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

その中に「LAST」と書かれた板があった。日本では、方向幕が赤く照らされて表示されるアレだ。そういえば日本では「赤バス」といえば終バスだけど、バンコクでは、赤バスは単なる赤いバスだ。

それにしても、そもそもバンコクの市バスの停留所には時刻表がないのに、終バスの存在を知らせていることが、少し意外に感じられた。

数十メートル歩くと、道は行き止まりで、その先は階段になっている。階段を昇った先は、船着場だった。


16092103port
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

視界が開けていて、湾のようにも見えるけれど、足元からはドブの臭いが漂うお馴染みのチャオプラヤー川だ。

この街は、どん詰まりのような風情を見せつつ、実は川につながっているところがユニークだ。

さて。今日ここに来たのは、ネットで得た、目撃情報を確認するためだ。

バス停のすぐ近くにある、Metropolitan Electricity Authority(直訳すると『首都圏電力公社』)。柵越しに何か見える。


16092104oh
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

( ^ω^)!

これだ!既にニヤけが止まらない。守衛のおっちゃんに一言ことわり、敷地内へ。


16092105tram1
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

ずーん。バンコクの路面電車の車両をついに見つけることができた。


16092106tram2
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

バンコクの路面電車は、アジア最初の路面電車として1894年に開業し、1968年に廃止された。

バンコクに路面電車が走り始めた翌年の1895年に開通した日本初の路面電車である京都市電(開業当時は京都電気鉄道)の保存車両を、以前、見たことがある。

(↓の画像)
16092107kyototram
Kyoto, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2013. 6)

それと、このバンコクの路面電車は車両の形や色が似ているように思われる。

同じ時代のものなので、メーカーあるいは技術導入元が一緒だったのかもしれない。なぜ博物館や公園ではなく、企業の敷地内に保管されているのか(そのおかげで保存状態がよいともいえるのだけど)、この他にも、どこか別の場所で保存されている車両はないのかと、気になる点も若干あったけれど、ともあれ、1年半前にチャルンクルン通りで発見した線路跡と併せて、これでバンコクの路面電車コンプリートだ(?)。


16021305rail
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 5)

以上をもって今回バンコクでやりたかったことは全て達成したので、常宿へ戻る。

相変わらず空模様もあんまりよろしくないため、やる気なく部屋でゴロゴロしつつYahoo!JAPANのニュースを見る。

ルンピニ公園というところで大型のトカゲが大量発生しているという記事があった。割とどうでもいい内容なので読み飛ばそうとしたときに、自分が今、そのルンピニ公園がある町にいることに気づく。そこで、手短かに再び身支度をして、4番のバスに乗る。15分ほどで到着。


16092108runpinipark
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

この公園は市内の中心部にあり、実は、昨晩4番のバスに乗った場所のすぐ近くでもあるけれど、今まで中を歩いた記憶はなかった。ここでは、夜になると立ちんぼが出るとか強盗が出るとか、というあまりよろしくない噂しか聞いたことがなかった。わざわざ立ちんぼや強盗に遭うために足を運ぼうとは思わなかった。もっとも、昼間がどんな様子であるかについては全く知らなかった。とりあえず知っている情報を羅列すると、立ちんぼと強盗の次は、大トカゲだ。どんな公園なんだと思いつつ、中に入る。


16092109inpark
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

警戒気味に周りを見渡したけれど、散歩する親子連れやジョギングをする人の姿が目に入る程度で、とりたてて怪しい様子はなかった。町なかにある割には緑が多く、広々としている。例えていえば、東京の日比谷公園から清潔感を抜いた雰囲気に近い。先入観のせいか若干の陰気さも感じるけれど、これは、昨日に引き続き、ぐずつき気味な天気のせいもあるだろう。

ルンピニ公園の面積は0.57k㎡。日比谷公園の3.5倍の広さで、端から端まで歩くと15分くらいかかる。

さて、大トカゲだ。ニュースによれば、敷地内に約400匹が生息しているという。しかしこの公園は、広い。単純計算すると、1.4㎡あたり一匹いることになる。ニュースになるくらいだから、大トカゲを見つけるのはそう難しくはないだろうけれど、この広さを考えると、それほど容易でもない気がする。とりあえず水辺に当たりをつけ、池のほとりを歩く。


16092110aroundwater
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2015. 5)

すると歩き始めて5分ほどで、池のふちを泳ぐ体長1mくらいのトカゲを発見した。早っ。


16092111tokageda
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

トカゲは悠然と、しかしこちらを意識してか、少しずつ距離を離していき、やがて池の奥のほうへ消えた。


16092112nigerutokage
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

何枚か写真を撮ることができたけれど、もう少し大物がいてもいいじゃないかと思い、それから園内をさらに一時間近く歩いた。だが、これ以上トカゲを見つけることはできなかった。むしろ、5分で見つけられたのがラッキーだったようだ。

ところで、この類の大きいトカゲというのは、バンコクはともかくとして、南アジアの田舎ではそれほど珍しいものではなく、これまで何度も見たことがある。結局これも、例えていえば東京都心でタヌキを見たというのと同じレベルの話ではないかと思った。

公園を出ようとしたときに降り始めた小雨が、バス停に向かいはじめると、大粒の雨に変わった。雨が小やみになるのを待ってヤワラーに戻ると、暗くなっていた。


16092113honburiyaowarat
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

最後のメシを食おうと、昔、何度か行ったことがあったこじんまりとした中華料理屋に行ってみると、居抜きでカオマンガイ屋に変わっていた。まあカオマンガイでもよかろうと、そのまま店に入り、最後の晩餐を食らう。

思えば、旅のはじまりは中国のタイ族自治区で、締めはタイの中華街だ。いい具合に捻じれたな、と、ひとり適当に納得し、この旅、終了。


16092114lastkaomangai
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

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September 20, 2016

[Journey] Bangkok / THAILAND '16. 9.20

朝の飛行機で、一気にバンコクへ移動する。昼前にスワンナプーム空港着。

これもまた前回来たときに知った、エアポート・レール・リンクでスワンナプームからひとつめのラートクラバン駅で国鉄線に乗り換えできることを実際にやってみようと、あえて、都心行きの列車をひと駅でおりる。


1609201home
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

ここで、この旅はじめての本格的な雨に遭う。

空を見上げると、厚い雲の下を、飛行機が頻繁に飛んでいる。


16092002notrainmanyplane
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

東南アジアの雨季の雨は数時間で上がるという認識を持っていたけれど、今日の雨は、やむ気配が感じられない。

そして国鉄の列車が来る気配も、なかった。

ドンムアン空港の最寄り駅・ドンムアンでは北部や東北方面からの長距離列車が発着するため、常にそれなりに旅行者などで賑わっていたけれど、ここはカンボジア国境近くのアランヤプラテートとホアランポーンを結ぶ東本線(ひがし・ほんせん)の列車だけということもあってか、閑散としている。

30分以上経っても、右からも左からも列車は来なかった。

重くなった腰をあげて時刻表を探すと、ホームの端っこの目立たないところにタイ語のみで書かれたものがあった。


16092003timetable
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

ちょうど日中の、いちばん間隔の空く時間帯にはまってしまい、ホアランポーン行きは、あと1時間以上来ないようだった。

あきらめてエアポート・レール・リンクの駅へ戻り、地下鉄に乗り換えてホアランポーンへ。

相変わらず土砂降りの雨。車と雨に気をとられつつ常宿へ向かう。


16092004newempireroom
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

25年以上ほとんど変わらぬ風情の、常宿の、この部屋に入ると、「帰ってきた」という気分になる。

しかし今回も、新しい発見があった。

はじめて温度調節のできるエアコンのある部屋に当たった。最初に泊まったときからこの宿の部屋には全てエアコンはあったけれど、ON/OFFのスイッチのみで温度の調整はできないものばかりだった。


16092005rimocon
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

ウェルカム時の室温はタイ人モードの18℃に設定されていた。時計の設定も適当だった。

もっともリモコンの年季の入り方からして、この部屋が、たまたまだった可能性が高い。


16092006hotwaternocoming
Bangkok (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

そしてシャワーのお湯が、蛇口をひねっても、いくら待っても出てこず、初のお湯なし部屋に当たったかと思い、それでも、もしかしたらと青い方の蛇口をひねったら、お湯が出た。

これも、たまたまだろう。


16092007patpong
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

夜になる頃にようやく雨が上がったので、ここのところ単なる定点観測地となりつつあるパッポンへ。

前回、19時頃に行ったらほとんどの店が開いていなかったので、今日は20時過ぎに訪れる。だが、それでも閉まったままの店が何軒かあった。この街の行く末は、シャッター通りか。


16092008superpxxy
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

偽ロレックスを売る露店を背景に入れて街並みを撮影しようとすると、店の男から「写真を撮るな」と怒られる。昔からパチモン売りは多かったけれど、「撮るな」と言われたのは初めてだ。

かつてここの露店で、働いていた女の子に写真を撮らせてもらうと「今度来たときにプリントをちょうだいね」と言われたことがあったけれど、今となっては太古の昔話である。だんだん行きづらくなるなーここも。もっとも、私も最近ここでは金を落としていかなくなったので、疎ましがられたところで文句を言える立場でもないけれど。


16092009busstop
Bangkok (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)


ラーマ四世通りに出て、深夜の4番のバスで、宿に帰る。ここまで含めて、四半世紀以上続く私のバンコクでのルーチン。

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September 19, 2016

[Journey] Chian Rai / THAILAND '16. 9.19

チェンラーイからゴールデン・トライアングルに行くためには、まず、メコン川に面した町・チェンセンへ向かう必要がある。

タイ北部には「チェン」(Chiang)の付く地名が多い。「チェン」には、「街」という意味がある。チェンセンは「セーンプー王(ラーンナー王朝三代目の王)の街」、チェンラーイは「マンラーイ王(ラーンナー王朝の創始者)の街」、ここに来る前に滞在したチェンコンは「川の街」。少し離れたところにあるチェンマイは「新しい街」なのだそうだ。

この「チェン」は中国語の「城」(Chen)から転じたか、あるいは共通の由来があるように思う。タイ北部に住む山岳民族がチベット地方から南下してきたといわれることを考えると、文化的にも古くから広範囲に中国の影響を受けていたのではなかろうか…と、今回おのれがリアルに中国から下ってきたせいか、そんな考えが自然に浮かぶ。

ラーンナー王国の最初の都が置かれていたチェンラーイには、城が現実に存在した。開発のために城は壊されてしまったけれど、城壁の一部は、1987年にラーマ9世の生誕60年を記念して再建された。


16091901chiang
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

再建された城壁も作られてから既に30年が経っているわけで、街の景色に当たり前のように溶け込んでいる。

チェンセンまでローカル・バス、終点に着いたバスのすぐ前に待っていたソンテウに乗り換えて、計2時間ほどでゴールデン・トライアングルに到着。


16091902goldentriangle1
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

まず三ヵ国の国境を確認する。


16091903border
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

掲げられていた地図には、この旅で通ってきた景洪やフエサイが、すぐ近くにあるように描かれている。


16091909map
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

土産物屋には中国の烏龍茶があった。「チェンマイ」とプリントされたTシャツが売られていたシーサンバンナのタイ族園と逆に、タイで中国の茶が普通に置いてあるのが、何だか微笑ましい。


16091908tea
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

そして期待通り、ここにもセブン・イレブンがあった。


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Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

期待、というのも変かもしれないけれど、十数年前、タイ北西端に近い「秘境」と言われていた町・メーホンソンに行ったときにセブン・イレブンを見つけて以来、タイの田舎に行くたびに「ほ~らこんな町にもセブン・イレブン」と、セブン・イレブンを探すのが楽しみになった自分がいる。

セブン・イレブンの存在に満足した後、山の上のほうに伸びる階段を発見。


16091905upstair
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

おそらくこの先は見晴らしがよいのではないかと思い、ナントカは高いところが好きという言葉通り、魅かれるように登ってみる。

上がりきったところには草木の間に埋もれかかったように見える、渋く古びた寺院があった。「Wat Prathat Pukhao」と書かれていた。


16091905temple
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

川のほうを振り返る。

…そこそこの光景だった。


16091907view
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

…。

そして境内に、白黒二種類の碑が、墓石のように立っているのに気がついた。


16091906ireihi
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

近くに寄って見ると、漢字が彫られている。


1609908ireihiup
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

このようなところで漢字を目にするのは意外だった。あぁさっき「烏龍茶」を発見したけど、まあそれは別として。

碑は日本人によって建てられたものだった。

黒い碑には「タイ・ビルマ方面戦歿者慰霊」、白い碑は「タイ・ビルマ方面現地人戦没者慰霊碑」と彫られている。白い碑の脇には、碑文が刻まれていた。

この慰霊碑は、第二次世界大戦時に、タイ・ビルマ方面に進駐した日本軍によって、不幸にも多くの現地の人々が殺害されました。それ等の人々を慰霊する為に建立したものです。合掌してください。
平成十七年四月二〇日建立

「日本軍によって、不幸にも多くの現地の人々が殺害されました」という表現は、個人的には疑問符が付く。だが、8,000人近くいたとされるタイの第二次世界大戦の戦死者の多くに日本が関係していたことは、否定しない。

ここは、タイの果ての地。そうであるがために、様々な人の思いが、ここに留められる。


16091910lao
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

川向こうに見えるラオスには、外国人向けのカジノがある。ここから船で渡ることができるようだ。だが、一昨日の「G」の記憶が鮮烈に残る国をわざわざ再訪する気には、まだ、ならなかった。


16091914myanmar
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

そして上の画像に写る川の右側は、ミャンマー。何かありそうだけど、行ったところでそれがどうしたという感じだ。

ということで来た道を戻り、チェンラーイへ。


16091911nightmarket
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

ナイトマーケットに足を運ぶ。だが、昨日訪れた日曜市に比べて活気がないように感じてしまった。このナイトマーケットは旅行者向けの要素が強いのだけど、先月、タイ南部で起きた連続テロが影響しているためではないかと思った。


16091912memorial
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

チェンラーイは、街自体は地味な印象があるけれど、ホテルや飯屋も多く、滞在するには手ごろだ。そして、ここを拠点として日帰りで行くことができる町は多い。

■おもな町への所要時間
ゴールデン・トライアングル…2時間
チェンコン…3時間
フエサイ(ラオス)…4時間
メーサイ(ミャンマーへ)…1.5時間
チェンマイ…3.5時間

※紹介というよりも次回訪問(時期未定)のときのための自分用覚え書き用として羅列してみましたわ。


16091913dog
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

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September 18, 2016

[Journey] Chian Khong~Chian Rai / THAILAND '16. 9.18

16091801mekong
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

朝のメコン川沿いをぷらぷら歩く。結局メコンは、いつでもどこでも画になるような。

チェンコンは、タイの北の果てに近い。

「タイの最果て」としてまず思い出すのは、ゴールデン・トライアングルだ。ゴールデン・トライアングルはかつて世界最大の麻薬密造地帯だったところで、また、タイ・ミャンマー・ラオスの三ヵ国の国境が交わる場所であることから、そう呼ばれる。前々から、そそられていた場所のひとつだった。だが、そこから自由に国境を行き来できるというわけではなかったので、後回しにしていた。けれども私が初めてタイに行った1990年頃は、外国人が陸路で国境を通過できるポイントが今よりも少なかったため、たとえ眺められるだけであっても、その存在価値は高かった。

チェンコンからゴールデン・トライアングルまではメコン川に沿って60km。せっかく近くまで来たのだから、行けないものかと調べる。しかしここからゴールデン・トライアングル方面へ行くバスはないようだった。「地球の歩き方」によれば、ソンテウが一日一本あるだけらしい。チェンコンはこじんまりとした居心地のよい町なので、できればここに滞在しながらゴールデン・トライアングルへ足を伸ばしたかったけれど、仕方がないので、この辺りの交通の要所的存在であるチェンラーイへ移動する。


16091802bus
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

チェンラーイ行きのバスは市場の近くから出発する。車両はくたびれているけれど、30分おきくらいに便があるようで、地方の町を結ぶバスとしては本数が多い。こんな点から、二つの町の、古くからの強いつながりをなんとなく感じる。二時間半かけて、チェンラーイ着。チェンラーイからゴールデン・トライアングル方面へ行くバスは頻繁にある。だが、すでに昼近くになっていたため、今日はチェンラーイに宿をとり、明日、ゆっくり時間をかけてゴールデン・トライアングルを訪ねることにする。

チェンラーイには2013年に来たことがある(当時の記事)。宿を決めて荷物を置いてから、そのときの記憶を頼りに町を歩く。


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Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

町の中心部は半日くらいで歩いて周ることができる程度の広さだ。けれども、これといって再訪したい場所があったわけでもなかったので、おそらくは前回とほぼ同じ道を淡々となぞると、二時間程度で一周してしまった。


16091803temple1
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

名も知らぬ寺で一服しながらだらだらと歩くうち、日が暮れる。


16091806sunset
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

暗くなった街を歩いていると、町はずれに近い路上で縁日らしきものが開かれているのを見つけた。


16091805nightmarket1
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

日曜市なのだそうだ。いわれてみれば、今日は日曜日だ。チェンラーイには、毎晩催される有名なナイトマーケットがあるけれど、それとは別モノのようだ。ナイトマーケットのほうは前回来た時に行ったことがあるけれど、それと比べてこの日曜市は庶民的で、観光客よりも地元民の姿が目立つ。そして、人々の歩調は速い(…要するに買い物に興味のない人が多い?)。もっとも、お店も、観光客向けのお土産系より、食べ物や生活関係のものを扱うところのほうが多く、個人的には興味深い。


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16091808nightmarket2
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

もし今日もチェンコンにいたら、このマーケットの存在に気づかなかっただろうと思うと、チェンラーイに来たことをラッキーに感じる。そしてフエサイでGに遭わなかったら勿論のこと…(以下略


16091809erokawayusi
Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

お店とお店の間のスペースで行われていた、えろかわいいお姉さんの民族舞踊を堪能し、本日の行程終了。

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September 17, 2016

[Journey] Huai Sai~ Chian Khong / THAILAND '16. 9.17

就寝中、首の辺りで何かが当たる感触があり、何度か目が覚めた。昨晩寝床に入ったときに羽虫のような小さな虫がいたので、おそらくそれだろうと思い、何気なく手で払って寝た。

朝、電気をつけて布団を剥ぐ。

枕元のあたりのシーツの上に、黒い虫がいた。

羽虫ではなかった。

Gだ。

しかも、5cm近くある大物だ。

Gは私と約二秒間見つめあい、それから、慣れた足取りでベッドの下へ消えていった。


16091701onthebed
Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

…。

説明しよう。

私が宿を選ぶ究極の基準は、ウォッシュレットがあるかどうかとか、冷蔵庫があるかどうかとか、エアコンがあるかどうかとか、電気がきているかどうかとか、シャワーでお湯が出るかどうかとか、ふとんがあるかどうかとか、枕があるかどうかとか、ではない。

Gが出ないかどうかだ。

従って、これはもうダメだ。

身の回りのもの全てを一つひとつ逆さにしてブルブル振り、中に不審な昆虫が紛れ込んでいないことを確認し、速攻で荷物をまとめて部屋から脱出する。あのタヌキ親父がひと晩分の宿代しか受け取らなかったのは、こうなることを予測してのSuggestionだったのか。

「昨日は『二泊する』などとほざいて申し訳ありませんでした」

なぜか心の中で謝罪しつつ、無人だったフロントに、これ幸いと黙って鍵を置き、宿を後にする。いやよく考えてみれば別に謝ることはない気もするけれど。


16091705gguesthouse
Bokeo (LAOS), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

フエサイはメコン川に面している。川の向こう側は、タイ。


16091702mekong
Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

今日も、景色を愛でる気分ではないのに無用に絵になっている。

この町で朝から次の宿を探すのに悩むよりも、さっさとタイに渡ってしまったほうがいいかと考える。そこへタイミングよく声をかけてきたトゥクトゥクに乗りこんで、イミグレーションへ直行する。


16091703imingre
Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

対岸の、タイのチェンコンとの間には、第4タイ・ラオス友好橋という橋が架かっている。

1996年に初めてラオスに来たときには、タイ国境の橋は、ヴィエンチャン~ノーンカイの一つしかなかったのに、いつのまにか第4まで友好橋ができていた。2013年にこの橋が完成するまでは、渡し舟が両国の間を結んでいた。フエサイもチェンコンも、港は町の中心に近いところにある。しかし橋は、町からはずれた場所に作られた。フエサイとチェンコンの二つの町の行き来に限っていえば、橋ができてからの方が、かえって不便になったような気がする。けれども地図で確認すると、この橋は、昨日通ってきた中国から続く道路の近くにある。そう考えれば、車でこの道を気合いを入れて走れば景洪からタイまでその日のうちに行くことができるだろうから、この橋自体、中国との交易路となることを主目的として作られたような気がする。橋を歩いて渡ることはできないそうなので、イミグレを抜けたところで待っていたバスに乗って、国境を越える。


16091704onmekong
LAOS-THAILAND Border, SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

タイの入国審査を通過したところで待っていた乗り合いのソンテウで、チェンコン市街へ入る。結果的に、二日間で中国からタイまで陸路で到達した。


16091706chainkoncity
Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

チェンコンは初めての町だ。概観をつかむため、ざっくり見当をつけて町の端から端まで歩いてみる。ここもメコン川に沿って数キロにわたり、街が開けている。


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Chiang Rai (THAILAND), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

うろつくうちにほどよく時間が過ぎて正午近くになったので、当たりをつけていたゲストハウスに行く。昨日の今日でもあり、Gが出没する可能性が相対的に低そうな、日当たりのよい部屋を選ぶ。メシを食い、川沿いの道をぶらつく。川向こうに、さっきまでいたフエサイの町が見える。そして、あの、Gが現れたゲストハウスを見つけてしまった。


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Chiang Rai (THAILAND), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

近くて、また、遠い存在になったラオス。次に行く機会は、いつになることやら。

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September 16, 2016

[Journey] Xishuangbanna~Huai Sai / LAOS '16. 9.16

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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

景洪は日没が遅い分、日の出も遅い。午前6時の街は真っ暗で、朝の気配がまったく感じられない。夜遊びに疲れはじめた若者や、露出派手めの服をまとい街頭に残る肉感的なお姉さんを横目に、足早にバスターミナルへ行く。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

16091503busticket午前6時50分。バスが出発する頃、ようやく空が白みはじめる。行き先は「会晒」。隣国ラオスの、フエサイだ。中国の南の果てともいえるシーサンバンナから、さらに南を目指す。

表記はほとんど漢字の、国際バス。乗車券もほぼ漢字で書かれている。中国人以外の利用は考慮していないのか、あるいは、もともといないのか。

10人ほどの客を乗せ、ゆるい山道を淡々と行く。

勐臘(メンラー)という町で一回目の休憩をしてから再び走り始めたところで、警察署の脇に立つ警察官に、バスが停められた。パスポートチェックかと思い、荷物を手探りする。しかし警察官は我々乗客には目もくれず、運転手の男性にきつい口調で詰め寄ると、彼を車の外へ連れ出した。

20分、30分…と時間が過ぎても、彼は戻ってこなかった。

乗客の表情に不安がよぎる。

ところで、この直前、氏名とパスポート番号を書くように車内で乗客名簿が回覧されていた。それをちらっと見たところ、私以外は全て中国人のようだった。その名簿ですら、項目はすべて漢字で書かれていた。漢字が読めなければ、ラオス人でさえこのバスを利用することは難しいだろう…というか、きっぷを買うことすら不可能に違いないと、一昨日、苦労して乗車券を買ったときのことも思い出す。

そして、思い出して納得し終わっても、彼はまだ戻ってこなかった。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

一時間以上経ち、運転手が交通違反の切符のようなものを手に、うなだれた姿で帰ってきた。だが「ようやく出発か」と思ったところで、乗客は、警察官から荷物を持って外に出るように指示された。そして、警察官は運転手からエンジンキーを受け取るとバスに乗り、動かした。バスは、警察署の中へ消えていった。

…。

まさかの、バスのボッシュートだった。

ちゃらっちゃらっちゃ~♪

それどころではないはずだったのに、脳内に、「世界ふしぎ発見」の、あの音楽が流れた。車の整備不良か、積荷に何かいかがわしいものがあったのか、或いは他の何かのトラブルだったのか、結局、まともに言葉が通じなかったので原因はわからなかったけれど、とにかく、ここでバスは運行終了のようだった。

取り残された乗客と車掌のおばちゃんとの間で善後策が講じられる。だが、中国語が話せる人たちはまだよいとして、唯一、言葉が通じない日本人のオッサン(先に回された名簿から、なんとなく既に国籍は乗客一同に知れわたっていたような)は、ここでは扱いが面倒な存在に思われるはずなので、静かに事の成り行きを見守らせていただく。

バスが行くはずだった、終点のフエサイまで乗る予定の客は、私を含めて4人だった。


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車掌のおばちゃんと筆談したところ、国境の町・磨憨(モーハン)までは他のバスの席を確保できたので、座って行くことができる。…で、運賃も、磨憨までとの差分はここで返金するので、そこから先はあんたらで何とかしなさい、という感じだった。

フエサイまで行く人は他にもいるし、ここは彼らと(…というより、彼らにひっついて)前進するしかなかろう、と、その言葉を素直に受け入れることにした。

「地球の歩き方」によれば、磨憨と国境を接するラオスのボーテンを始発とするバスの類はなく、タクシーを交渉して先へ行くしかないようだった。

そうだ。それを知っていたから、がんばって、景洪に着いた翌朝に、前売りの国際バスのきっぷを買いに行ったのだ。

不安はあったけれど、共にフエサイに行くはずの中国人3名に運命を託すことにする。さっき車掌のおばちゃんから返金されたいくばくかのバス代を手に、ほどなくしてやって来た磨憨行きのマイクロバスに乗り込む。1時間ほどで到着。イミグレーションの建物がすぐ目の前に見える。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

磨憨は整然とした雰囲気の、意外に大きな町のようだ。

出国手続をし、ボーダーの緩衝地帯を歩く。


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CHINA-LAOS Border, SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

たぶんバスだったら、車に乗ってここを通過していたのだろう。

ラオスのイミグレーションは、金色の、仏塔のような建物だ。同行した中国人男性から「入国審査官に金(ワイロ)を払うなよ」と、ひとこと忠告を受ける。それに気づいたのか、審査官からは「…おまえ中国語話せるの?」とボソッと聞かれただけで、パスポートに入国スタンプを押された。


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Louang Namtha (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

ボーテンは、予想通り、何もなかった。休憩中のバスは、景洪発・ラオスのウドムサイ行きのようだ。だが、やはりここから乗れそうなバスはなかった。

同行する中国人男性の一人が、まず、客待ちしていたタクシーに交渉を試みた。

10秒で決裂した模様だ。

片手を広げて、ボヤく。「500元(¥7,700)」と言われたらしい。景洪からフエサイまでのバス料金が140元(¥2,150)だったことを考えると、たしかに受け入れがたい金額ではある。

それから彼は、イミグレを通過する車一台一台に声をかけ、交渉を始めた。十数台目で、合意に至った。当然の如く、中国人の運転する乗用車だった。今度は、彼は指を一本立てて示した。おそらく100元(¥1,500)かと。

そして、その車に乗っていた運転手+知り合いらしき一人にバス難民4人を加え、定員オーバー状態で乗用車はラオスを走り始めた。皆が中国語で談笑している中、ここでも、ひとりだけ場違い的存在の中年日本人男性は、全方位から見ても居心地がよろしくないように思われた。皆様もそれとなく気にはされていたようで、何回か、片言の日本語で話しかけていただいたけれど、会話は続かなかった。

だって、いきなり「アリガト」ってだけ言われても。

日が傾きはじめた頃、フエサイの町に入る。

「フエサイのどこまで行くんだ?」的なことを聞かれたけれど、宿を決めていたわけではないので適当に相槌をうっていると、もう一人のバス難民のおばちゃんといっしょに「中国飯店」と書かれた小さなホテルの前で車を降ろされた。


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Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

とりあえず運転手氏に「シェイシェイ」と言って100元札を渡し別れてから、周りを見まわす。

まさにこれは、中国人向けの宿だろう。しかしこのホテルの他に、辺りには商店やメシ屋などは無いようだった。

いっしょに車を降りたおばちゃんはそのホテルへ入っていったけれど、なんかここは、ちょっと違う感がした。Google Mapで調べると、市街地から5km離れている。

もともとあんまり大きな町ではないはずなので、せっかくだからと、市街地を目指して歩く。


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Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

途中、大河がいきなり視界に飛び込んできた。


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Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

メコン川だ。

景色などどうでもいい気分で歩いているのに、無駄に絵になっている。

この旅何回目…というか、今年何回目のメコン川だろうか。そして、考えてみれば、深い意味もなく、まさかの今年二度目のラオスだ。


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Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

一時間ほど歩いてフエサイの市街地に着くことができた。ゲストハウスが軒を連ねる通りを何度か行ったり来たりしてから、新しめに見えた小さなゲストハウスに今宵の宿を決める。タヌキっぽい雰囲気の、オーナーの親父に「二泊するからディスカウントしてくれないかな」と言うも、まけてはくれず、そして、なぜか一泊分の料金120,000キップ(¥1,500)しか受け取らなかった。

今日は移動に徹した一日だったので、明日はフエサイの街をぶらぶら歩いてみようかと、ビアラオをほどよく吸収した脳味噌でぼんやり考えながら、床につく。


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Bokeo (LAOS), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

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September 15, 2016

[Journey] Xishuangbanna / CHINA '16. 9.15

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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

景洪のシーサンバンナ・バスターミナルから、勐罕(モンハン)へ。

乗り場は人で溢れていた。しかし三日目で、このゴチャゴチャしたペースにも少し慣れてきた気がする。

一時間ほどで到着。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

トゥクトゥクが走っていた。中国でトゥクトゥクを見たのは初めてのような。

まず、バス停の近くで見つけた市場に入ってみる。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

残念ながら、すでに店をたたんでしまったところが多いように見受けられた。市場は基本的に朝がピークなのだ。

肉屋の傍らでゴミをついばむ鶏は、野良でもペットでもなく、売り物だ。シーサンバンナでは、鶏肉は基本的に生きた状態で取引されている。

さて。勐罕を代表する観光スポットとして、シーサンバンナタイ族園という施設がある。ここは、もともとあったタイ族の集落の外周を囲ってテーマパークのようにしたところで、その中ではタイ族の人たちが普通に生活していたり、観光客向けの店があったり民俗舞踊ショーを行っていたりする。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)
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入場料65元(¥1,000)。なかなかいいお値段だけど、これが少数民族文化の保護に使われる…ものだと思いたい。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)
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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

園内では、観光客に入り混じって、たしかに民族衣装っぽい服を着た人たちが普通に生活している様子に見えた。しかし既によその国でこういう風景に見慣れすぎているせいか、普通にスルーしながら歩いてしまっていた。

あとで考えると、もったいなかった(…)。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

歌舞劇場と名づけられた大きなステージでは民俗舞踊ショーが延々と行われていた。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

このほか、毎日二回「水かけ祭りショー」も行われるそうだ。たぶん、タイで旧正月に行われる、ソンクラーンと呼ばれるアレのことだろう。

毎日二回…。

というわけでそれも自然にスルーして、園内の小ぎれいな集落をぶらつく。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

みやげもの屋に吊るされたTシャツに「THAILAND CHIANG MAI」と描かれていたのが、ちょっと面白かった。輸入してきたんかい。

園内には民泊できる家もあるそうで、じっくり時間をかけて過ごすことができれば、またいろいろと新たな発見もありそうな気がした。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

夕方のバスで景洪に戻る。

景洪は日本と一時間の時差しかないのに緯度はタイと同じ辺りにあるので、19時を過ぎてもまだ明るい。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

瀾滄江の川沿いにある道では露店が店を出し始めていた。その近くでは、これもおそらくタイ族風の建築様式のレストランが店を開けようとしていた。若干のわざとらしさもあるけれど、いい雰囲気の光景だ。

慣れてくるにしたがって居心地がよくなる町ではないかな、と感じていた。明日、ここを発たなければならないのが残念だ。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

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September 14, 2016

[Journey] Xishuangbanna / CHINA '16. 9.14

朝、起きて最初に、部屋の窓を開けて外の様子をうかがう。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

雑然とした家並みの向こうに、タイ寺院のような建物の金色の屋根が見える。

ここは中国雲南省・西双版納タイ族自治州の中心地、景洪(ジンホン)。西双版納は、「シーサンバンナ」と読む。タイ語の「12」(=シップソーン)と「千の田んぼ(水田の広さを測る単位)」(=パンナー)に由来する。

シーサンバンナに住むタイ族は、タイ族系ルー族が多い。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

街に出ると、漢字表示の上に丸っこい文字がフリガナのように書かれていることに気がつく。

一見、国境を接しているミャンマーの文字かと思ったけれど、これが、ルー族が使うルー語らしい。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

そして、ここは雲南省。車のナンバーには「云」の文字が使われている。なんか字面がかわいい。

町の北東部に、大きな川が流れている。瀾滄江という。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

この川は下流で中国を抜けると、名前が変わる。

メコン川である。

しかし上流にあたるはずなのに、川幅は既に充分広い。景「洪」という地名から、この川が、昔からここに大きく影響を及ぼしていたのではないかと推測する。

次の目的地へのきっぷを買うために長距離バスターミナルへ。バスターミナルはすぐに見つかったけれど、なぜかきっぷ売り場が見あたらない。集荷場や売店にいる人やバスを待っている人に「Ticket?」と聞いて回ったけれど、その英単語すら通じない。ターミナルの出口付近にいたおっさんに聞いてみると、なぜか怒りながら便所へ連れていかれた。「違うんだけど」と身振りで答えると、「なぜ違うんだ」と身振りで怒られた。

なお便所は25年前に上海の公衆便所で見たとき以来、久しぶりのニーハオ・トイレだった。

(↓生々しさを軽減するために画像は思いっきりボカしてからモノクロ化しました)
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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

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途方に暮れかけたけれど、ここであきらめると今後の行程に影響…というより日本に帰れなくなるので、粘り強く、そのへんにいたおばさんに筆談でアタック。面倒がるおばさんの前で「汽車」「票」と知っている限りの漢字を書くと、バスターミナルに隣接した小さな建物に連れていかれた。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

「交通飯店」と書かれているこの建物、バスターミナル利用者用の安宿ではないかと思ってスルーしていたのだけど、中に入ると乗車券売り場のカウンターがあった。その反対側には宿のレセプションらしき場所があり、きっぷ売り場兼安宿のようだった。わかんねーよそんなの。そして、きっぷを筆談交じりで買う。っつーか口頭で説明して聞き返されたらそこで試合終了にもなりかねないので、意識して漢字を書いて交渉。なんとか、二日後の便のきっぷを買うことができた。バスターミナルで一時間以上を費やしていた。

ここで本日の気力をほぼ使い果たしたので、あとは適当にその辺をぶらぶらして時間をつぶす。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

町の中心から5kmくらい歩いても、街並みが途切れない。景洪の人口は38万人(2006年現在)とされている。けれど、街の規模は、もっと大きいように見えた。道路も広く、今まで訪ねたことがある町に例えるならば、「空気のきれいなバンコク」のような感じがした。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

…空気のきれいなバンコク。

いいじゃないですか。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

しかしながら先述したようにトイレはニーハオ仕様であったり、市場では鶏が生きた状態で売られていたりするなど、ところどころに中国の地方都市らしさを垣間見ることもできる。

夕方、再び瀾滄江の川辺に足を運ぶ。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

向こう岸でバブリーな観光船が煌々と輝いている。なんだかんだいって中国は景気がいいように見える。私は貧乏くさくスーパーマーケットで中国製缶ビールを買って宿にしけこみ独り飲み。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

感想。

…(>_<)

中国人はビール造るのあんまり得意ではないのかな(青島ビールも個人的には今ひとつ微妙なんだよなー)。

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[Journey] To CHINA... '16. 9.13

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Jiangsu (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

成田から飛行機を2回乗り継いで、中国の奥へ奥へと進んで行く。


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Yunnan (CHINA), SONY α6000 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2016. 9)

12時間以上かけて目的地に着いたときには、日付が変わり午前0時を回っていた。中国の広さと、そして、こんな時間まで国内線が飛んでいることに感心する。

空港の前で客待ちしていたタクシーに乗る。時間が時間だけに相当ボラれるのではないかと警戒し、恐るおそる値段を尋ねると、人の良さそうな運ちゃんから「30元(¥460)でいいよ」と言われ、あっさり交渉成立。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

エアコンのない車の窓を開けた。湿った空気と、かすかなアンモニア臭が中に入ってきた。


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Yunnan (CHINA), SONY Cyber-shot DSC-W730 (2016. 9)

市街地に入ると、まだ、人が結構歩いているのが目についた。しかし私に町を歩く気力はなく、ホテルにチェックインすると、残っていた気力を使い歯を磨き、速攻で寝た。

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