« June 2013 | Main | September 2013 »

July 2013の3件の記事

July 15, 2013

[Tour] 愛媛県松山市 '13. 7.15

松山といえば、道後温泉が有名だ。けれども一人で、地味かつ質素に泊まるのに適当な宿が見つからなかったため、昨晩は市内中心部のビジネスホテルに宿泊した。

しかしここまで来て愛媛県随一の観光地でもあるこの温泉に行かないのも何なので、足を運んでみることにする。

市内を走っている路面電車の中に、道後温泉行きがある。それに乗れば、温泉街の入口まで行くことができる。


1307152dougoonsenstn
1307151dougospring
Ehime, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

温泉街は、ほとんど松山市街地といっても差し支えのないほど町に近い場所にある。おそらく朝風呂に入ることができる共同浴場もあるのだろう。だが、落ち着いてくつろげる雰囲気の街ではなく、ワタクシ的には、あえて、ここで湯に入る気分にはならなかった。そこで、辺りを適当にぶらつく。駅の傍らに停まっている小さな蒸気機関車に目が留まった。昔の車両にしては汚れが少なく、きれいだ。そのとき、この鉄道を昔走っていた蒸気機関車のレプリカを、最近、観光用として作ったというニュースを思い出した。蒸気機関車の形をしているけれど、実はディーゼルで動くのだとか。素人目にも、煙の量と臭いと走行音の違いはわかるだろう。けれども、ガワだけの蒸気機関車を作って走らせるというのは、結構おもしろいアイディアだと思う。


137153untenseki
Ehime, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

運転席には本物の蒸気機関車のように石炭をくべる武骨なカマがあるわけではなく、小ぎれいな計器類がならんでいる。そのミスマッチが、かえって格好よく見える。

機関車は、後ろに客車を一両だけつないでいる。列車は定員制のようで、午前中の便のきっぷは既に売り切れていた。そこで、駅の近くから、出発する列車を撮ることにする。


1307154train
Ehime, SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2013. 7)

たしかに煙突から上る煙はほとんどないけれど、リアルな蒸気機関車だって、出発時や坂を上るとき以外は、そんなに煙をモクモク出しまくっているわけではない。この列車は、路面電車と同じ街の中を走るわけだし、これはこれで十分ありだろう。

後続の電車で松山駅へ戻る。以前、松山へ来たときには、松山城へ行った記憶がある。しかし「行った」というだけで、それ以外の印象は無いし…と考えを巡らすと、もう、あえて行きたいところもなく、デパートでお土産にバリィさんグッズを買い、松山訪問終了。


1307155barysan
Ehime, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

午後の特急列車で移動する。今回は香川県には行っていないけれど、時間が無いのと、今まで仕事で高松などは何度か訪れたことがあり、四国の中では割と行ったことが多い県なので、香川は通過。岡山まで乗り通し、駅から結構離れたところにある空港から、帰路につく。

しかし、これが結果的に、この夏、最大の旅行になりそうな…。


1307156bridge
Kagawa, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

今回の旅はJR四国の「バースデイきっぷ」を使った。¥10,000で、誕生月の中の連続する3日間、JR四国の列車は特急もグリーン車も(!)乗り放題という、破格の、自分への誕生日プレゼント。しかし3日で四国を大きく回ろうとすると、さすがにちょっと短かったな。

| | Comments (0)

July 14, 2013

[Tour] 高知県から愛媛県 '13. 7.14

1307141harimayabridge
Kohchi, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

高知市に来るのは、2007年に香川県へ出張したときに、寄り道して以来。この町には、昔からなんとなく雰囲気よさげな感じを持っているけれど、今まで半日以上いたことはない。今日も、後に乗る列車の時間の関係で、長居はできない。


1307142sundaymarket
1307143terminal
Kohchi, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

市内電車の線路沿いにてれてれと歩き、疲れたところで電車に乗って駅へ折り返す。芸のない町歩きだ。

9時過ぎの列車で西へ向う。窪川という駅で、予土線に乗り換える。予土線は、高知県から愛媛県へ直接抜けることができる唯一の鉄道だ。四国を列車で一周しようとすると、欠かすことができないルートである。だが、本数が少ない。日中は3時間以上列車の間隔が空くこともあるので、時刻表に行動を縛られる。しかも普通列車しか走っていないため、時間も要する。終点の宇和島までの約80kmが、およそ2時間かかる。

しかし窪川からひと駅目の若井駅までは、宿毛方面へ行く土佐くろしお鉄道の列車もあるので、本数は少し多い。そこで、ふたつの線が分岐する若井まで、土佐くろしお鉄道の列車に乗る。


1307144wakaistn
Kohchi, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

若井駅。駅から、あの四万十川が見える。「あの」と書いたところで、「それで?」と思うところもあるけれど、その、名前は知られている四万十川である。


1307145bridge
Kohchi, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

川に架かっているのは、先月、三重県でも見た沈下橋だ。

それにしてもローカル線同士とはいえ、乗換駅とは思えないほどのどかなところだ。実際には、乗換えのためにここで降りる客はほとんどいないような気がする。降りたところで、待ち時間は、川を見る以外にすることがない。


1307146shimantoriver
Kohchi, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

終点の宇和島で予讃線に乗り換える。ここからは愛媛県。


13071410uwajimastn
Ehime, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

宇和島から松山方面へ向うJR予讃線の線路は、海沿いを走るルートと、山の中をトンネルで抜けるルートの二種類ある。

海沿いのルートは遠回りになるため、普通列車だけ走っている。その沿線に、ホームから海がよく見えることで有名な下灘駅がある。ちょうど夕方で、海に陽が落ちるのを望むことができそうなので、降りてみた。


1307147simonadastn1
Ehime, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

なるほど、これはなかなかフォトジェニックだ。…と思いつつ、ふと振り返ると、同じことを考えてカメラを構えている方々が、十名近く待機しておられた。絵にならないオッサンは、どいていた方がよさそうな気配だったので、わらわらしている方々の邪魔にならないよう、端っこのほうで日没まで大人しくしていた。


1307148simonadastn2
Ehime, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

20時過ぎ、松山着。

ここに来るのも大学のとき以来だ。おそらく当時とあまり変わらぬ形の路面電車に乗ってホテルへ向う。今晩は松山泊。


1307149matsuyama
Ehime, SONY NEX-5 with SONY E18-55mm F3.5-5.6 (2013. 7)

| | Comments (0)

July 13, 2013

[Tour] 徳島県内もろもろ '13. 7.13

「自称・日本の全都道府県に足を踏み入れた」私の心の中に、もやっとしている県がひとつある。徳島県だ。

徳島県を訪れたのは、大学卒業の春休み、手元に残っていた青春18きっぷで三日間四国を巡っていたときのこと。当時、香川県の高松から、愛媛県の松山と、高知へ行く夜行普通列車が走っていたので、各々を二泊の宿代わりにするという極貧旅行だった。旅の二日目の早朝に高知駅へ着き、市内を歩いた後、その日の晩の松山行き列車に乗るために高松へ戻る途中で、阿波池田という駅に降りた。阿波池田は、徳島市から約70km離れているけれど、「阿波」と名がつく通り、徳島県内にある。私は駅前の店で飯を食った。私の定義では、最低限、そこで食事をすれば「足を踏み入れた」とみなしているので、これで、一応、徳島県に来たことにした。だが今となっては何を食べたかすら思い出せない阿波池田駅近辺の数時間が、それ以降、今に至るまで唯一の徳島県滞在記録であった。

この夏も、まとまった休みが取れるかどうか見通しは不明瞭。だもんで、暦どおりに休むことができるときには、とにかく行けるところに行ってしまおうと、海の日三連休を使って、もやもやが残る徳島を含む四国へ行くことにした。

連休の前日、仕事を終えてから深夜に徳島入りし、駅近くのホテルへチェックイン。

今朝、はじめて徳島市の景色を太陽の下で目にした。こーいう形で町を初めて見るというのもなかなか新鮮である。


1307131tokushimacity
Tokushima, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

市街地の近くにもいろいろスポットはあるようで、少し気になったけれど、時間の都合で行くことは省略。今回の旅も三日間しかないので、スケジュールは、予め割とみっしり詰めて考えている。

徳島といえば、まずは、鳴門のうず潮だ。

早起きして列車とバスを乗り継ぎ、9時前に鳴門公園へ着く。うず潮は、十年以上前、会社の社員旅行で見たことがある。そのときは大阪から貸し切りバスで淡路島へ行って、たしか兵庫県側から見た記憶がある。徳島まで足を伸ばしたかどうかは、定かではない。団体旅行の記憶は、すぐに薄れていく。とは言え、うず潮であることに変わりはなく、そのときのかすかな記憶と、眼下でちょろちょろ回るうず潮の姿は、ほぼオーバーラップした。

大鳴門橋の中にある「渦の道」やら展望台やら、ひと通りうず潮関係のポイントを回る。


1307132uzunomichi
Tokushima, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)
1307133uzushio
Tokushima, SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2013. 7)

昼前に徳島市内へ戻る。

徳島ラーメンの存在というのをこの日はじめて知った。東京などで見かける醤油とんこつラーメンと、普通の醤油ラーメンの中間くらいにある極細の線を突いたような味のスープで、そのアイデンティティは、やや微妙であるように感じられる気がしないこともないように思われた。


1307135tokushimaraumen
Tokushima, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 7)

午後は海沿いに南下。JRの終点の海部まで列車に乗る。さらに南には有名な室戸岬があるけれど、今日は、駅から歩いていけるところにある、名も知らぬ海岸までで足をとどめる。


1307136kaihunoumi
Tokushima, SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2013. 7)

折り返して列車を乗り継いで、夕方、阿波池田へ。

駅の建物は、おぼろげに記憶している四半世紀前のそれと、大きく変わっていない気がした。


1307137awaikedastn
Tokushima, SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2013. 7)

一服こいて、高知へ向う。今晩は高知泊。

今日はほぼ一日、徳島県にいた。これで一応、「徳島県を旅行しました」と胸を張って言えるようになったのではなかろうか。もっとも、んなことで胸張ったところで、所詮は自己満足なのだが。

| | Comments (0)

« June 2013 | Main | September 2013 »