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June 29, 2013

[Tour] 近鉄電車で名古屋から大阪へ(1) '13. 6.29

先日、近鉄の特急電車に名古屋から大阪まで乗った。その途中、車窓にいくつか気になったものがあった。再び名古屋から大阪まで行く機会を得たので、今回は特急に乗らずに、途中下車しながらそれらを見ていくことにした。

近鉄内部線(三重県四日市市)

最初に降りたのは、四日市駅。ここから近鉄内部(うつべ)線という短い支線が出ている。内部線は、現在、廃線の話があるという。主な理由は、設備の更新費用がかかるためらしい。一般的にローカル線の車両は、他の路線で使っていた中古車を回してくることが多いけれど、内部線は他の鉄道より線路の幅が狭く、互換性がないためにそれが難しいらしい。線路の幅が狭いということは、車両も小作りなはずで、どんなもんかと、乗ってみようと思った。

本線の四日市駅から内部線へ乗り換えるには、一旦改札口を出る必要がある。おそらく、昔は別の鉄道会社だったものを近鉄が買収したのだろう。


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Mie, SONY α390 with SONY DT18-135mm F3.5-5.6 (2013. 6)
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Mie, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 6)

停車中の、パステルカラーの3両編成の電車は、たしかに小さい。しかし車内は、日ごろ乗っている都電荒川線の車両とあまり変わらないように見えた。あとで調べたところ、荒川線の線路の幅は1,372mm、車両の幅は2,200mmであるのに対し、近鉄内部線の線路幅は762mm、車両幅は2,130mmだった。ちなみに一般的な通勤電車の幅は2,900mm前後らしい。

線路や車両が小作りということは、新設費用は安くできるので、このような線路幅の狭い鉄道は、「軽便鉄道」と呼ばれ、昭和初期頃までは地方に多くあったという。しかしその中途半端さがアダとなったのか、現在では、廃止されたり、線路幅を普通の鉄道並みに広げたりして、ほとんどが姿を消している。そして「軽便」という言葉自体も、現在は死語となりつつある。

電車は30分に1本程度の間隔で走っている。沿線は四日市市内の住宅地で、旧東海道にも近く、客もそこそこ乗っている。もし鉄道が廃止されたら、路線バスが走ることになるのだろう。小さい電車の代わりは路線バスで間に合いそうだけれど、せっかく今まで残ってきた鉄道を剥がしてしまうのも、少しもったいない気がする。だがしかし、このままの古い車両では、結局、乗客は減っていくだろうし、最終的には、やはり、費用対効果の原理で落ち着いてしまうのだろう。


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Mie, SONY α390 with SONY DT18-135mm F3.5-5.6 (2013. 6)

四日市から終点の内部、そして途中の西日野駅からひと駅だけ盲腸の如く分かれる八王子線をひと通り乗って、ちいさな旅終了。鉄道マニア的視点で見れば、電車も駅もひなびていて楽しいのだが。

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