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April 28, 2013

[Tour] 夕子の歩いた道を辿る(10) ’13. 4.28

等持院(京都府京都市)

金閣寺から南へ歩く。立命館大学の構内を通り過ぎて、さらに少し下ると、足利尊氏の墓所があることで知られる等持院の大きな看板が目に入る。


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Kyoto, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 4)

ここは、少年時代の水上が相国寺を脱走したあと、旧制花園中学校を卒業するあたりまで、約3年半の間修行していた寺でもある。水上は、中学を卒業する1936年(昭和11年)の1月に五番町へ行き、学校よりひと足先に童貞を卒業した。つまり、そのときにはここに住んでいたわけで、等持院は、五番町夕霧楼の中には出てこないけれど、まったく縁がないというわけでもない。もっとも、卒業した年の5月には市内下京区八条坊城の親戚の家に転居したので、ここから五番町へ足を運んだのは、ごく短い間だった。なお水上は、その翌年に立命館大学に入学したけれど、当時、立命館大学は上京区寺町広小路にあり、この近くに校舎が作られたのは第二次世界大戦後のことだ。


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Kyoto, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 4)

等持院をあとに西へ向う。10分ほど歩いたところに「笑福亭」という小さなうどん屋がある。水上が等持院にいた頃、よく食べていたらしい。また、昔、やはりこの近所に住んでいた井上靖氏もよく来ていたそうで、どちらかというと井上氏お気に入りの店として知られている。


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Kyoto, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 4)

彼らが好きだったというきつねうどんを、私も食べてみた。

どこがどう旨いというより、ひと言でいえば、近所にあったら通いたくなるような店であり、味だった。

たぶん私が入るのにつられたのだろう、すぐ後に、外国人観光客のグループが店に入ってきた。彼らが、見てもわからぬ日本語のメニューを手に、適当に「Chicken」と言って注文したのに対して、店のおばあさんは少し思案したあと、鴨南蛮を作っていた。さすがは観光地・京都のお店だ。それにしても、メシ屋で適当に「Chicken」と宣言することは、異国で食事をするときには結構使えそうだ(…)。


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Kyoto, SONY Cyber-shot DSC-RX100 (2013. 4)

店の近くには、嵐山方面へ行く「嵐電(らんでん)」という鉄道が通じている。八ツ橋「夕子」の広告が車体に描かれた電車を見た。

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