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February 09, 2013

[Tour] 滋賀県・米原~福井県内もろもろ '13. 2. 9

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Shiga, SONY Cybershot DSC-W630 (2013. 2)

JR米原駅は、今も昔も東海道本線と北陸本線が接続する駅だ。

かつて東海道本線から北陸本線に乗り換えるときは、長い陸橋を渡って北陸本線専用のホームへ行き、米原始発の列車に乗ったものだった。昔は、その陸橋が東海道と北陸のボーダー的存在だった。しかし今日、駅に降りてみると、北陸本線の多くの列車は東海道本線から直接乗り入れしていた。列車が直通することによって、この駅のボーダーとしての役割も希薄になっているように感じた。考えてみれば、国境のボーダーレスが叫ばれる時代に、国内の鉄道路線のボーダーなんぞがかたくなに残されなければならない必然性はないだろう。

やってきた敦賀行きも大阪方面から来た電車で、行楽客で混雑している。

最初に降りたのは余呉駅。この付近では、車窓から湖が見える。地図が頭の中にあると、琵琶湖だろうか、と一瞬思う。けれども、そうではない。「余呉湖」という別の名前の湖だ。よごこ、と読む。何気に言いにくい。

そんな(地味に見える)湖って一体どんなんだろう、と、以前特急列車で通り過ぎた時に思っていたので、今回は途中下車して直接行ってみることにした。

普通列車しか停まらない駅なのに、土地の人っぽくない十数人の客が下車した。一眼レフカメラと三脚を持った重装備の人や、釣り道具を持った人もいる。意外と有名なのか、この湖。…というより、私が無知なのか。駅から湖までは300m。距離は短いけれど雪道なのでしんどい。


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Shiga, SONY Cybershot DSC-W630 (2013. 2)

↑駅前にあった飲料の自販機。表示の通りにヌクいのが出てきてもいやだし、かといって冷たいのが出てもいやなので、買ってみたかったけれども買わなかった。

今の時期、この湖ではワカサギが釣れるそうで、釣り場らしき所に人がたくさんいるのが見える。


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Shiga, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2013. 2)

有名な湖だということが確認できたので、長居せずに退却。再び電車に乗って北を目指す。

長いトンネルをいくつか通り過ぎて敦賀駅に着く。港まで、ちょっと時間はかかるけれども天気がよければ歩いていけない距離ではない。ここは既に日本海沿岸だ。

しかし港や駅近くの観光地には既に行ったことがあるため、今回はパスする。

敦賀といえばまた、原子力発電所で知られている。そこで原子力関連施設に付き物のPR施設がないか調べたところ、「原子力の科学館あっとほうむ」というものが敦賀駅から割と近いところにあるようなので、行くことにする。

「あっとほうむ」へは市内を一周する観光用の路線バスで行ける。予想に反して、というか、いややっぱり、というか、バスは市街地をはずれ、人里離れた坂道を登っていく。駅から数十分で到着。


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Fukui, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2013. 2)

他の、この手の施設と同様に入場無料。展示物の構成も、今まで私が訪ねたところと大きく変わらなかった。


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Fukui, SONY Cybershot DSC-W630 (2013. 2)

だが今回気づいたのは、事故が起きたときに近所の住民に配布される(かもしれない)ヨウ素の錠剤や、震災後にテレビでよく見た使い捨ての白い防護服の実物が展示されていたことや「どうすれば、放射線から身を守れるの?」という説明(「事故があるはずがない」前提に立っていた頃には考えられなかったと思う)があったり、館内の図書コーナーにも原発事故の新聞記事の抜粋や反原発寄りの本が置かれていたりしたことだ。微妙にスタンスの変化を模索しているように感じられた。


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Fukui, SONY Cybershot DSC-W630 (2013. 2)

再び列車に乗り、福井駅のひとつ手前の越前花堂駅で越美北線というローカル線に乗り換える。今回は、この線に乗ってどこかへ行こうというのが目的ではない。単に、今まで乗ったことがなかったから乗ってみようという、鉄道マニアックな理由からである。

今まで乗ったことがないっつーことには、やっぱりそれなりの理由がある。まず、本数が少ない。福井から終点の九頭竜湖駅まで直通する列車は一日4本。そして九頭竜湖駅までの約50kmの間、他の鉄道路線との接続がない。行ったら、来た道を戻るしかない。ただし路線バスを使えば、九頭竜湖駅からバス乗り継ぎと徒歩(8km)で、岐阜県の美濃太田へ通じる長良川鉄道の北濃駅へ行くことができるらしい。もっとも今の時期は、常人には実現不可能なルートだ。

1両編成のディーゼル列車は、乗ったときには席に座れないほど混んでいたけれど、終着駅へ近づくに従って乗客は減っていき、九頭竜湖駅まで乗り通したのは10人ほど。9分で折り返した列車は福井行きの最終便。途中の越前大野までの30分間、乗客は私一人だった。


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Fukui, SONY α390 with MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 NEW (2013. 2)

福井に着いたのは夜8時。明日の天候が気になるけれど、気にしたってどうにかなるわけでもないのでホテルへ直行し風呂に入って速攻で寝る。

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