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April 14, 2012

今さらNEXのパンケーキレンズを語る

私が買ったSONYのミラーレスカメラ・NEX-5は標準ズーム付きのレンズキット。これまで純正レンズはこれ一本でこなしてきた。

しかし使っていくにつれて、ボディに比べてレンズが大きいのが気になり始めた。それでもボディとレンズを合わせた大きさは一眼レフより圧倒的に小さいので、十分に存在価値はある。

さて。んなわけで、NEX-5のEマウントで常用できる小さいレンズが欲しくなった。

まず思い浮かんだのが純正のパンケーキレンズ、E16mm F2.8。

このレンズは薄くて軽量ではあるけれど、性能についてはあまりよい評判を聞かなかったことと、35mm換算24mmという焦点距離が、付けっぱで使うにはどんなもんかと思い、今まで見送ってきた。

しかしネット等で見るレビューは絞り開放で語られたものがほとんどであり、絞れば実は結構使えるんじゃねーかという思いと、24mmという焦点距離も、決して常用不可能と断言するほどのもんではないという感覚も生じてきた。このレンズは中古市場に多く出回っており、新品の半値以下で入手することができる。ヤフオクでは¥7,000以下で落札されていたこともあった。

ゆえに、実際に使ってみてダメでも痛手は少なかろうということで、まずは、ヤフオクを数ヶ月前からチェックし始めた。

だが昨年のタイの洪水以降、ソニーのカメラ関係製品は慢性的に品不足気味らしく、ちょうど購入を考え始めた時期から落札価格が高騰し、¥10,000を超えるようになってしまった。

それでも安いことは安いけれど、¥7,000で入手できていたものに¥10,000以上払うのは抵抗がある。

そこでカメラのキ●ムラのネット中古をチェック。数日後、¥9,980で美品を入手することができた。


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第一印象。前玉が小さい。『写ルンです』を思い出した。んで、次に大きさをチェック。ボディに付けてから上着の内ポケットに入れることができるかどうか試してみる。実はこれ、以前、店頭でこのレンズのモックを見たときからやってみたかったことだった。だが、万引きと間違えられるのを恐れて躊躇していたのだ。結果は、「無理すれば入る」大きさだった。しかし毎日これをポケットから出し入れしていたら、たぶん数十回でポケットはヨレヨレになるだろう。そう思うと、薄いとはいえ、微妙なサイズだ。

続いて実写。背面液晶に映る画像が、心なしか標準ズームレンズよりすっきり見える。


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Tokyo, SONY NEX-5 with SONY E16mm F2.8 (2012. 4)
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評判どおり周辺部、特に右側の上下隅の像が流れる。絞り開放では嵐のような状態。つい隅っこに目がいくと、気になってしゃーなくなるレベル。けれどもこれは絞り込むことによって軽減していく。f8では、ほぼ改善する。また中央部は割としっかり解像しており、標準ズームレンズよりも、むしろヌケが良いように思う。必ずしも悪いことばかりではない。ただし歪曲は大きめに感じられる。これは絞ったところで大して変わらない。最短撮影距離は24cm。広角だからやむなき面もあるのだけど、感覚的に思うほど寄れない。

換算24mmというのは、標準ズームレンズの広角端28mmと比べると、それなりにパースの違いがある。私は、両方の焦点域を含んだズームレンズを付けているときには意識して使い分けることがある。だが単焦点レンズを使っている場合は、わざわざ使い分けるのも面倒なので、ほとんどやらない。代わりに何歩か前後すれば済む場合もあるし。

結論として、標準ズームレンズではなくてこのレンズを使うシチュエーションは、

1. 24mm域でf8より絞り込んで使うとき
2. 標準ズームレンズ付きで持ち歩くには大きさ・重さの点で何らかの問題があるとき

くらいかなーあんまりアドバンテージがないっすね。

というわけで、次回は↓これのレビューを(…)。

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