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April 22, 2012

つーわけでシグマの30mm F2.8も語ってみる

このレンズのスペックを最初に聞いたときは、サイズや明るさなど、中途半端感が漂うものだった。しかし次第に気になる存在になってきた。その理由というのは

1. 全長がソニー純正のものより短い(E16mm F2.8を除く)
2. 35mm換算45mmという焦点距離は、昔の35mmフィルム一眼レフの標準レンズで多く使われていた50mmに近いので、個人的には、35mmには劣るものの常用しやすい画角
3. 標準ズームレンズ及びE16mmでは不満だった絞り開放~f5.6までの描写が悪くなければ、それだけで価値あり
4. 価格が安い(量販店で実売¥20,000弱)

という点である。

また他のレンズと共用することを考えたとき、E16mm(換算24mm)との組み合わせは焦点距離の面でバランスがよいと思った。

だがレンズ総数を増やしたくないので、これを買うとき、使用頻度が比較的低かったミノルタのAマウントレンズ2本を下取りに出した。しかしこれら二つのマウントをどう使い分けていくか(=一眼レフとミラーレスをどう使い分けていくか)、今後もしばしば悩むことがありそうだ。


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このレンズは標準ズームレンズに比べて2cm短い。NEXに付けたときのバランスは、これの方がしっくりくる感じがする。また、このレンズは新開発の「リニアAFモーター」というのを使っている。その利点は、動画を撮るときにオートフォーカスの駆動音が小さいことだという。しかし反面、起動には余分に時間がかかる。約1秒くらいだろうか。この1秒のために撮り逃すことは、実際には少ないだろう。けれどもテンポの違いに慣れるまでは気になるところだ。また、電源の入っていない状態ではレンズの位置が固定されないためとのことで、振るとカタカタいう。耐久性は大丈夫だろうかと若干の不安が生じる。「リニアモーター」といわれてもオッサンの脳味噌では、科学の乗り物リニアモーターカーくらいしか思い浮かばないのだけど、既にコンパクトデジタルカメラやレンズのオートフォーカスでは、いくつか実用化されているらしい。しかしリニアモーターを使った他のカメラやレンズでも同じような現象があるかどうかは、よくわからない。とりあえず保証書は大切にとっておこう。


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Tokyo, SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2012. 4)

描写は、私の持っている二本のEマウント純正レンズよりやや濃い目の発色で、線もはっきりしているように感じられた。ただし「太い」というほどではない。また、これは期待した通り、f5.6以下の絞り値でも比較的画質の劣化は少なかった。しかしツァイスレンズのように、色鮮やかに写るとか解像感が非常に高いとかボケ味がとてもきれいだとか、写りに関して何か際立った特色があるというわけではなく、ウンチクをたれるほどのものでもないと思う。けれども、フィルム時代にシグマのレンズに対して持っていた「固めの描写・二線ボケ・逆光弱し」というイメージは、いい意味で裏切られた。

手ぶれ補正が内蔵されてないので、暗所での使用など状況を選ぶ場合もあるけれど、なじみやすい画角と大きさのおかげで、今のところは大きな不満もなく使えているレンズである。

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