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July 16, 2011

三陸へ行く-旅人として

まだ早いんじゃないかというためらいも、少しあった。

けれども、今だからこそ見られる何か、感じることのできる何かがあるのではないかという予感に押されて、行くことにした。

旅人として。


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Iwate, SONY NEX-5 with 18-55mm***

向かった先は、去年の秋に気まぐれで列車を途中下車して訪れた、岩手県の田老。

高い防潮堤に守られていたはずの港町は、堤を越え、あるいは破壊した津波によって被害を受けた。

私が持っていた知識はそこまでだった。

そして、部分的に復旧した三陸鉄道でこの町まで行くことができることをネットで知り、時刻を調べて、東京から半日かけてきた。

田老の駅から港まで、国道沿いに広がる集落の中を歩いて十数分で行けた記憶があった。

しかし、駅を降りて視界に入ってきたのは、分別された瓦礫の山と、古代遺跡のように広がる、建物の土台の跡だった。


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Iwate, SONY NEX-5 with 18-55mm***

ここに来るべきではなかったのだろうか?また、撮影することは不謹慎なことではないのだろうか?迷いながらシャッターを切った。

去年あったみやげ物屋も魚市場も、消えていた。建屋が残ったホテルも、下の階がえぐられたままだった。旅人のためのスペースは、なかった。


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Iwate, SONY NEX-5 with 18-55mm***


また、日を改めて、出直して来よう。そのとき、この町がどう変わっているか今はわからないけれど。

3時間後に来た最終列車で、この町を後にした。


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Iwate, SONY NEX-5 with 18-55mm***

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