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November 23, 2006

狂犬病

フィリピンで日本人が犬に噛まれ、帰国後に狂犬病を発症するという事件が相次いで起きた。

狂犬病は、発症してしまうと致死率がほぼ100%といわれる。侮れない病気である。

日本で発症したがゆえにニュースになったけれど、狂犬病は多くのアジアの国々では特に珍しい病気ではない。私がブータンに行ったときも、出発前・入国後併せて3回予防注射を打った。ブータン人でも狂犬病を意味する「Rabies」という英単語を知っている人は多かった。ちなみに「Mad Dog Disease」でも結構通じた。はは。

アジア諸国へ行った人はご存知かと思うが、多くの国では、犬は放し飼いになっている。つながれているのは、本当にヤバいのだけである。こうした犬は日中は惰眠をむさぼり大人しくしているものが多いけれども、夜になると攻撃力が平均35%くらいupし、群れをなして凶暴化するケースがしばしばみられる。こんな環境で生きているのだから、伝染病なんぞが流行った暁には、あっという間に広まるわけである。

私の場合、近所の犬には、時々豚をさばいたあとで出る肉くずをくれてやる等して友好関係を築いていたため、ほとんどトラブルはなかったけれども、なじみのない町で朝晩などに犬の群れに襲われたことが数回あった。そのときはたまたま通りかかったブータン人に助けられたものの、それ以来、夜道を歩くときは常に石を数個握りしめるよう心がけるようになった。

しかし実際、当時ブータンにいた協力隊員の1~2割は、犬に噛まれた経験があったように思う。んで、噛まれた時は、さらに3回、ワクチン注射を受けなければならなかったのだ(当日、3日後、1週間後くらいだったような)。今思えば、ヘビに噛まれるよりはるかに大ごとだったような気が。もっとも発症したときのことを考えると、仕方がないのだけれど。

んなわけで、アジアの犬をなめてはいけないのだ。

061123bhutanesedog
Kyichu Lhakhang (Bhutan), Minolta α-807si with 24-85mm***

…ところで徳島のガケ犬って、なんであんなに大騒ぎになるかね(地元だけならともかく)。


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