« 画像編集ソフト | Main | 鬼子母神 »

July 06, 2006

ナトゥ・ラ再開

英文表記はNathu La。「La」はブータンの言葉で「峠」という意味なので、おそらくブータンと同じチベット文化圏なのだろう。インド・シッキム州と中国の国境にある、この峠が44年ぶりに再開した

今までは両国の関係が悪かったため閉鎖していたとされているが、闇での人や物の行き来は絶対にあったんじゃねーかなという気はする。

ブータンに住んでいた頃のこと。私の家の前の道をずーっと北上すると、中国の国境に通じると言われていた。しかし公には中国-ブータンの国境で開かれている場所は一つもない。にも関わらず、荷物を背負った馬の群れがポコポコ蹄の音をたてて山の方から降りてくるのをよく目にした。

それは公然の秘密だった。私の住んでいた村から二日ほど山道を歩いたところにある中ブ国境の峠は、日中は兵隊が警備しているものの、日没後は自由に通れる…らしかった。そこで夜になると、馬を連れた隊商が大量の荷物と共に国境を移動している…らしかった。

当時、顔見知りのチベット人が、やたらと私にドルの闇両替を勧めてきたのは、そのせいだったのだろう。そして彼らもまた、その道を伝ってブータンにたどり着いたであろうことは言うまでもない。

さて。国境が公式に開かれたことは、二国間の関係が良好な方向にあるということでまずはめでたいことなのだろうが、一方で、今までインドは中国のチベット領有を、中国はインドのシッキム州領有を認めてこなかったが、この関係改善の流れの中で、各々の領有を原則確認したという。

そして今日7月6日は、ダライ・ラマ14世の誕生日。…狙ったか?これをきっかけに何か動きがあるのか、ちょっと気になる。

060706caravan
Isuna (Bhutan), Minolta α-807si with 24-85mm***

|

« 画像編集ソフト | Main | 鬼子母神 »

#China」カテゴリの記事

#India」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 画像編集ソフト | Main | 鬼子母神 »