May 20, 2012

格安ツァイス

先日の旅行のとき使ったPENTAXのOptio S1が正直どーも今ひとつだったので、ここで、写り重視で安価かつ普段使いできるコンパクトデジタルカメラの導入を急遽検討することにした。

ソニーのCyber Shotは現行機種だけで11種類もある。しかしカタログを熟読したところ、各々の機種の大きな違いはレンズのズーム比と背面モニターがタッチパネルか否かくらいで、写りそのものの違いはスペックからは読み取ることができなかった。とりあえず高倍率ズームもタッチパネルも不要不急のものなので低倍率のレンズ(それでも光学5倍ズーム)の機種に絞ると、まだWX50とW630の二機種がある。

で、この二つの違いは、というと、WX50はセンサーが1,620万画素裏面照射型CMOSセンサー、W630は1,610万画素CCD。裏面照射型CMOSは高感度に強いという評判があるけれど、逆に、日中の描写はCCDに劣るともいわれている。

目的が普段使いであることを考えると、ここで裏面照射型CMOSもよいかと思ったけれど、どーせ夜景なんてそんなに撮らないし両機種とも光学式手ブレ補正がついてるからCCDでもいいんじゃねーかと考えて、W630を選んだ。

W630は、現行のCyber Shotカタログの中では隅っこの方に載っているローエンドクラスの機種だ。今春発売されたばかりのモデルなのに実売価格は¥12,000前後。ある日、都内のヨドバシカメラで、価格.comの最低価格より安く売られていたのを見つけて即買いしてしまった。


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しかしこのカメラ、レンズはカール・ツァイスのバリオ・テッサーが付いている。現行のツァイスレンズ付きカメラ(或いはカメラ用レンズを含めて)でおそらく最も安価な製品ではなかろうか。というか、ここまでツァイスにこだわんなくてもいいのではないかという気もする。

胸ポケットに楽に入る大きさ・重さである反面、電源ボタンやカバーが小さくて操作しにくかったり、彩度やコントラスト等の細かい設定が不可能だったり(ISO、ホワイトバランスや露出補正は可能)といった欠点がある。しかしそこは値段を考えれば、多少はあきらめもつく。個人的に気に入ったのが、レンズの焦点距離。35mm換算で25mm~125mmとなっている。一見中途半端に思われるけれど、広角端から数えて1.4倍が35mm、2倍が50mm、3.4倍が85mm、4倍が100mmとなり、焦点距離が倍率表示されるコンパクトデジタルカメラでは、25mm始まりのズームレンズは、わかりやすい。


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Tokyo, SONY Cybershot DSC-W630 (2012. 5)

この機種の作例画像は、ネットでほとんど見つけることができなかった。しかしこのゴールデンウイーク中のコンパクトデジカメ販売ランキング第10位と、売れてはいるのだ。ネットに作例があがらないのは、おそらくそのスジの人達にノーマークなためだろう。

で、私が一日撮ってみたところ、すべてにおいて平均的な写りで、特に得手不得手な被写体があるようには感じられなかった。センサーがCCDなので、暗いところの写りはやや不安だったけれど、今日撮った地下鉄のホームも、あとで見るとISOは320までしか上がっていなかったため、あまりアラは目立たなかった。細かいところを見れば、端部に色収差が少し出ていたり像が流れたりしているけれど、等倍で見なければ気にならないレベル。しかし、ツァイスレンズから連想される色の鮮やかさやコントラストの高さというのも、特に感じられなかった。でも「写り」という点についていえば十分合格点かなーというのが、本日これまでの感想。また、モニターを見ると全体的に露出オーバー気味に表示されていたので-0.3EVデフォで撮ったところ、ほぼ適正露出になった。これは個体差の範疇なのか、もともとそんなもんなのか、何かがおかしいのかは謎。

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May 14, 2012

非常口

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Bangkok (THAILAND), RICOH Caplio GX100 (2010. 1)

先日広島県のホテルで起きた火災が惨事となった原因のひとつに、建物の、構造上の問題が挙げられている。

過去に旅先で泊まった国内外のホテルのことを思い出してみると、窓がない部屋や、廊下が入り組んでいて非常脱出経路がわかりにくい所もあった。窓なしの部屋がなぜ問題かというと、非常時に廊下が使えない場合、部屋から脱出する術がなくなるからだ。また、インドやブータンでは、窓があっても、鉄格子がはまっていることがあった。これは外からの侵入者を防ぐためと聞いたけれど、諸刃の剣になりかねない。


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Thimphu (BHUTAN), SONY α380 with SONY Vario-Sonnar T*DT16-80mm F3.5-4.5 (2011. 2)

昔は、チェックインして部屋に入ると必ず最初に非常口へ至る経路を確認していた。しかし、いつしか面倒になって、最近では怠ることが多い。それどころか、外出から戻ってエレベーターを降り部屋に帰るときに、何度も迷うこともある始末(これは建物の構造以外に、私が方向音痴であることも起因する)。

とりあえず今後は、非常口のチェックくらいは徹底しようと思う。

火事に遭う確率なんて、実際には一生のうちに一度あるかないかだろう。だがそれゆえに、注意しておけば済むことで命を落とすのは悔いを残すと思うのだ。いや死後の世界があったとして。

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May 13, 2012

まだまだコニカ

ここから再び、ほぼリアル更新っす。

先日の旅では約10年間使い続けてきたデジタルカメラ・コニカKD-500Zを、たぶん購入以来初めて海外への旅行に持っていかなかった。いいかげん新しい機種でカバーできるだろうと考えていたからだ。しかし帰国後に撮った画像を見ると、「うーんこのときKD-500Zで撮っておれば」と感じたものが、いくつかあった。

2003年の機種なんっすけどねー。しかし後継機になりそうなものが未だに見つからんのはどういうわけだか。


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Tokyo, KONICA Digital Revio KD-500Z (2012. 5)

画素数とか低輝度痔の画質はともかくとして、晴天時の発色は、今も一流だと思う。

あーコニカがまだカメラを作ってくれておればなぁ…。

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May 05, 2012

[Tour] TAIWAN '12. 5. 5

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Taipei (TAIWAN), SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2012. 5)

今日の帰国便は午後の出発なので、午前中は市内でみやげ物他のお買い物に充てようと考えていた。しかしこの辺の店は、意外に朝が遅かった。週末だというのに、11時頃になってやっと開店するところも多かった。台北駅近くにある博愛路のカメラ屋も然り。もっとも最近は海外専用モデルや海外で買った方が安い機材というのも少なくなってきたので、見どころも減った。


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Taipei (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

駅近辺では、最近できたと思われる小ぎれいなホテルが目についた。ある程度フロントで英語が通じて部屋が清潔ならば、日本語が通用しなくても、NHKが映らなくてもかまわない。つーか日本から予約を入れられるホテルは、たいていフロントの従業員はカタコトまたはそれ以上の日本語が話せるけれど、それ以外には大したメリットがあるわけではなくて、どうも割高感があるのだ。カタコトの日本語でもカタコトの英語でも私にとっては大して変わりはない。料金次第では、次回訪台の際に検討しよう。次回の予定は、まったくの未定だけど。


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Taipei (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

15時の便でも成田に着くのは19時前。近いなあ。未定といっても、次回も意外と遠くない日かもしれない。

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May 04, 2012

[Tour] TAIWAN '12. 5. 4

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Yilan (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

「雨季」の雨は、ちょっと待っていれば止む印象がある。しかし「梅雨」の雨は、ずっと降り続ける。今まで傘なしで頑張ってきたけれど、あきらめて、朝、折りたたみ傘を買う。蘇澳は今朝も土砂降り。連日の雨で気温が下がっているにも関わらず、台北行きの電車は冷房をガンガン効かせている。寒さに震えながら昼過ぎ、台北着。一週間かけて、この島を一周したことになる。


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Taipei (TAIWAN), SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2012. 5)

晴れていれば夕陽が綺麗な淡水に行こうと思っていたけれど、雨は上がっていたとはいえ、どんよりした天気だったので、今日もまた予定を変えて、龍山寺の近くにある華西街の夜市へ行くことにする。龍山寺には今まで何度か行ったことがある。しかしいつも朝方に参拝したことばかりで、夕方に足を運ぶのは今回が初めてだ。『地球の歩き方』に「この近辺は夜は治安が悪いので注意」とあったことを覚えていたので、やや緊張する。


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Taipei (TAIWAN), SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2012. 5)

食べ物を扱う店が多いけれど、それらの中に蛇(の料理)を扱う店が数軒あるのが目につく。精力剤としてだろうか。この町には風俗店も多い。雰囲気としては、ひと昔前の、大阪のジャンジャン横丁に似た臭いがする。ただし、ふた昔前のジャンジャン横丁と比べると、あっちの方が濃さでは優っていたと思う。

そんな中、つい、怪しい臭いのする裏通りへ足を踏み入れたところ、ポン引きのおばちゃんに腕をつかまれた。

「うちはかわいいこいるよ。はたち。おっぱいおおき」

ここで振り切った。しかしおばちゃんに嗅ぎつけられてしまった以上、あんまり深入りするのも面倒なので、残念ながらここで探索をあきらめる。

駅に戻り、地下街を歩く。なぜか、ヨレたメロディの軍艦マーチが耳に入る。これまた音のするほうへつい足を向けると、「龍山倶楽部」と書かれたステージ上で、おっさん達がライブ演奏をしている。


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Taipei (TAIWAN), SONY NEX-5 with SIGMA 30mm F2.8 EX DN (2012. 5)

ステージの向こう側では、会議室にあるような机が学校教室状態に並べられ、お茶とお菓子を置いて聞き入る老人たちがチラホラと。そしてステージと教室状態の客席の間には、インプロビゼーションのようなダンスをする中高年の男女の姿が。中でも激しい踊りを見せる老人のカップルはなぜか無表情で、より一層のシュールさを醸している。


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Taipei (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

バンドは、ギター・キーボード・ドラムスの三人編成。時にボーカルが入り、「浪花節だよ人生は」など、やはり古い日本の歌謡曲などを中心に演奏を続けている。姿がよく見えないけれどおそらくベース役も兼ねているキーボーディスト。メーカー不詳のストラトキャスターでよじれたメロディーを奏でるギタリスト。襟首の伸びたTシャツにサンダル履きという姿から妙にタイトなリズムを叩き出すドラマー。ステージの前で踊り続ける男女。そして、それをノンアルコールで観る老人達。これらを見ているだけで、いくらでも時間が無駄に潰せそうだ。奥が深すぎるぞ、夜の龍山寺。

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May 03, 2012

[Tour] TAIWAN '12. 5. 3

テレビのニュースによれば、(たぶん)全国的に梅雨入りした(らしい)とのことだ。詳しいことは理解できないけれど。今日の天気予報も、とりあえず「不安定」ということだけ理解できた。

これまで海沿いを通ってきたのに、海岸へ行っていなかったので、今日も早朝の列車に乗り、海を目指す。向かったのは、漢本。ローマ字では"Hanben"と書く。ここは、蘇澳と花蓮の間を結ぶ道路・蘇花公路の中間地点であり、そのことから日本統治時代に「はんぶん」と呼ばれていた。それに、戦後、「漢本」と漢字が充てられたという。こんなところにも日本時代の残滓がある。


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Yilan (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

漢本駅で列車を下りて線路沿いを10分くらい歩くと、海岸に出る。


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Yilan (TAIWAN), SONY NEX-5 with SONY E16mm F2.8 (2012. 5)

昨日列車から見た時、海は綺麗な色だった。だが、今日は、あいにくの曇り空。時おり列車が近くを走りすぎる様子もいい感じで、天気さえ良ければマッタリするのに最適な場所と感じる。だが今日は、この場所で雨に降られたらどうしようもないので、ほどほどに切り上げる。町歩きに予定を変更。次の列車の終点である宜蘭へ行ってみることにする。


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Yilan (TAIWAN), PENTAX Optio S1 (2012. 5)

宜蘭は豊かな穀倉地帯である蘭陽平原の中心にある物資の集散地として賑わった街で、中心部には日本統治時代の宜蘭神社にあった神馬像が保管されている文昌廟や、製酒工場内に併設された甲子蘭酒文物館などの見どころがある…と、ガイドブックに書かれていた(実は本がかさばるので旅社に置いていったため、これら行った場所の詳細は後から知った)。

蘇澳へ戻ると、また土砂降りの雨に遭う。この旅では、どうもこの町と、天気の相性が良くないようだ。

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